続くか終わるかエンペラー

気が早いかもしれないが1年を軽く振り返ってみると、

１・2月は万枚があったりして順調に勝って年間トータル＋40万円オーバー。これはライターになってから「初めての年間収支プラス」になるのではないか!? と期待した。

が、3月以降はいつも通り負け続けて＋40万円のアドバンテージがあったにもかかわらず5月にはほぼプラマイゼロになり、6月には逆に年間トータル－40万円になってしまった。そして、7・8月も負けを重ね続けて年間トータル－60万円弱。

あひゃひゃひゃ、今年もいっぱい負けるわー。あひゃひゃひゃ、もうどうにでもなれー。そんなグングニル（投げ槍）な気持ちになったけれど、9月に訪れたエンペラータイム。

「敗北を知りたい」

そう思えるぐらいの絶好調、打って勝って勝っては打っての繰り返し。あれよあれよと9月の収支は＋40万円弱ぐらいだったのだが、9月下旬にその勢いは陰り始めた。

「何も引けない」

9月最後の5日間では10万円近く負けて、9月の収支は＋30万円弱。これで年間トータル－30万円弱。加えて、某機種の新台取材に行ったら「私だけ負ける（しかも高設定）」という仕打ちも受けた。もはや、流れが変わったと思わざるを得ない。

太陽が眩しすぎると影も濃くなる。経験上、エンペラーが強烈であればあるほど、その後にエグいスランプが訪れるものだ。

一時期は今年の収支は巻き返せるかも!? と期待したけれど、もはやここまでか。そんなトリシューラ（三叉の槍）な気持ちになったけれど、10月になったら

なんとビックリ再び絶好調。『乙女4』を打ったら

アップルパイ成功率100％

上乗せモリモリ

夢がMORI MORI

これがエンペラーでないなら、何がエンペラーなのだというぐらいの右肩上がりで大勝利を収めた。余裕の＋5000枚オーバー、これで年間トータル－20万円を切った。

エンペラータイムを引き戻したのか、それともパチスロの神々の気まぐれなのか。もし、前者ならこのまま勢いに乗って、諦めかけていた夢「年間収支プラス」の可能性が出てくる。

今年も残すところ約3カ月。残り85日。果たして、私は夢を叶えることができるのだろうか。それとも…⁉

いや、夢は叶う。いつか必ず叶う。そう信じて、今日も私はホールに向かう。勝利を信じてホールに向かう。

年間収支プラスという景色を今年こそ見てみたい。