奇跡と魔法のラスト1G

 

まるで人類が積み上げた罪のように肥大して重くのしかかった私の負債。

 

 

昨年はプラス収支で終えることができたので、「今年もっ⁉」と意気込んではみたものの気付けば余裕の－100万円オーバーで既に今年のマイナスフィニッシュはほぼ確定というレベルとなっている。

 

それでも諦めずに少しでもマイナスを減らそうと頑張ってはいるのだが、そこは泥沼。もがけばもがくほどマイナスは大きくなっていく。

 

どうすれば良いのか、どうすればこの窮地から脱出することができるのか。私は考えた、考えて考え抜いた。そして、とあるひとつの答えを導き出した。

 

 

そうだ お詣り、行こう。

 

1月に神田明神に初詣をしてそこでお守りも手にしたのだが、もしかしたら半年以上経ってそのご利益が薄れたのかもしれない。その可能性を考えて、再び神田明神へGO。

 

 

あえて、緩やかな坂ではなく急な階段を上るルートを選び自分への試練を課して、神社に到着。

 

 

さようなら、古いお守り。

 

 

こんにちは、新しいお守り。

 

二礼二拍手一礼で参拝をして「お願いします、お願いします」と助けを求めた。きっとこれで大丈夫、大丈夫に決まっていると自分に言い聞かせて、翌日、ホールに向かった。

 

 

打った機種はマギレコ。オススメ機種となっているだけでなく、ホールからのLINEがゴリゴリのゴリでマギレコを推していると思える内容だったので迷わず着席。

 

すると、早い段階から初当たりが異様に軽くて弱チェリーもよく引けると「あれ、これ高設定じゃね!?」と思える挙動だった。

 

 

ただし、ボーナスが下手くそすぎだった。加えて、ATに当たるタイミングも６回目のボーナス後に直撃ATと下手くその極みだった。

 

 

で、ATの結果。枚数は悲惨だったが、いわゆる店長カスタムしているとアツいホールなので、一発目のAT後に銅プレートが出て小さくガッツポーズ。

 

さあ、今度こそはと気を取り直してレバーを叩き続けると、

 

 

やはり、ボーナスが下手くそすぎた。7回目のボーナスでAT当選と相も変わらず下手くその極みだった。ハマリも出てきたので設定6の可能性も怪しくなってきた。

 

このATはレア役のヒキが良くマギアアタックの配牌に恵まれて、

 

 

 

 

まとまった出玉を獲得して、投資額の8割ぐらい取り戻せた。

 

 

されど、すぐにノマれて追加投資、追加投資、追加投資。ボーナスが下手くそすぎた。さらにさらに8回目のボーナスでAT当選と地獄のような展開で、意気消沈しそうになったのだが

 

 

 

マミさんが荒ぶってくれたおかげでATはロング継続。

 

 

あれよあれよと出玉を増やしてちょいマイナスのところまで回復して大惨事は回避できた。8話制覇にも期待するが、残りゲーム数が少し微妙な雰囲気。

 

頼む頼むよと祈るようにレバーを叩くと

 

 

残り1Ｇのところで、ういチャンスに当選。

 

現在6話まで進んでいるので、スペシャルストーリー当選orここで上乗せして頑張るしかない。スペシャルストーリーなら万々歳、お願いだから当たってくれと神田明神のほうに祈りを捧げていると

 

 

当たったのは普通のストーリー。

 

 

さらにコネクトチャンスは失敗で万事休す。残り1話で完走するけれど、残り1Ｇと超絶望。この1Ｇでレア役を引かないともうATは終わってしまう。

 

財布の中に入れているお守りを財布ごとぎゅっと握って、泣きそうになりながら最後の1Ｇに全てを託すことになった。

 

 

…えっ!?

 

ういチャンスの…ストック……だと⁉

 

…。

……。

………。

 

 

あー、これだ。連続演出の最終ゲームで引いた弱チェで当たっていたのだ。まさに奇跡、魔法。

 

 

ということで、無事ストーリーを制覇。

 

 

再突入したATはそこそこ伸びて余裕で大逆転。

 

やはり、神頼み。困ったときは神頼みに限る。

 

こんな奇跡的な展開が起きたのは神社パワーとしか考えられない。もし、私と同じように連敗続きで苦しんでる人がいたら、参拝がオススメだ。

 

ということで、この日の結果は

 

 

マイナスで終わった。

 

 

途中で金プレートが出て、設定示唆が3・5・6に偏っていたから「もしや、設定5かも!?」と欲の皮を突っ張って打ち続けたら

 

 

ボーナスが下手くそすぎて撃沈した。結局、金プレートまでしか出なかったので、設定4だった可能性も高いときたもんだ。

 

神様は助けてくれる。ただし、チャンスは何度もくれない。

 

これが今回の教訓かもしれない。皆も気を付けよう。

 

とりあえず、負けはしたものの流れは変わった…気はしたので、今年はここからの巻き返しに期待している。