公開日: 2025/10/20
『ハイスクール奇面組』が来年の1月に再びアニメ化。

このニュースを目にして私は驚くことしかできなかった。
昭和・平成に放送されていたアニメのリバイバルはここ最近のムーブメントとなっているが、よもやよもや、まさか令和の時代にハイスクール奇面組が復活するとは思わなかった。
この作品の原作漫画は全巻持っており、私の少年時代を語るには外すことのできない、私の人格形成を担ったといっても過言ではない…というのはいいすぎだが、それぐらい大好きなギャグ漫画だった。当時はまだFANZAのFの字も知らなかった少年カイザーの心を見事に撃ち抜いたのだ。

もちろん、そんな思い入れのある作品の再アニメ化なので嬉しいという気持ちは間違いなくあるが、同時に不安に感じることもある。
時代時代によって感性は大きく変化して、面白いと感じる要素も千変万化だ。とくにエンターテイメントはリアルタイムで味わっている人向けに作られているので、昔の作品というのはどうしても“古臭さ”を感じやすくなる。
さすがにそのままというわけではなく今風のアレンジをしてくるとは思うのだが、果たしてそれでも今の人たち…いや、今の自分が受け入れられるのか不安はある。かといって、アレンジしすぎるとそれはそれで「奇面組である必要なくね!?」と思ってしまうので、何にせよ不安だ。はい、面倒臭いファンのひとりです。
楽しみ半分、不安半分。
それが正直なところだろう。さて、こういったリバイバル作品のムーブメントはアニメだけでなくパチスロでも起きている。4号機・5号機のゲーム性を踏襲した機種が多くのホールに設置されており、今でも現役稼働中というだけでなく今後も登場する予定となっている。
こちらもやはり、楽しみ半分、不安半分だ。
とくに現役当時に打ち込んだ機種のリバイバルだとその気持ちが強い。ロング稼働してくれれば問題はないが、万が一、導入1週間も経たずに閑古鳥が鳴くなんてなったら切なすぎるだろう。好きな機種であればあるほど、複雑な気持ちになるだろう。
願わくば願わくば、当時と同じように熱中して打ち込める機種であってほしい。
当時の雰囲気を残したまま、今風のアレンジもしっかりできている。そんなユーザーのわがままを具現化した、“理想”のマシンであることを切に願う。

最後に余談となるが、オリンピアは『それ行け! マンボウ』ないし『荒野のマンボウ』と『空手バカ一代』、そして、ユニバは『電撃フランケン』のリバイバル機を早く作るべきだと思う。
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