ちなみにロベルトとは、連続演出・CZ・幻魔闘ボーナス…など、全てにおいて期待度がもっとも低いキャラで、いわゆる、さやかポジションに君臨しているお人だ。
いや、さやかにはキラリと光る部分が要所要所にあるが、現状ロベルトの長所が何も見えてこないので、さやかと5馬身ぐらい差が開いている。もしかすると、ロベルトはおサムいキャラの代名詞になるかもしれない。
さて、そんなロベルトを活躍させるにはどうしたら良いのか。
それは屏風の虎を捕まえて、オーバーヘッドキックを教えるぐらい難解な課題。もちろん、私もそんなのは無理だと最初は思っていたのだが、新鬼を打っているときにある大変な事実に気付いた。
ロベルトのビラビラが、高級アイス『ビエネッタ』に似ているということを。
ということは、つまり科学的な視点から考察すると『ビエネッタ』を食べてから新鬼を打てば、ロベルトと私が一体化してロベルトが強くなる可能性があるということだ。
善は急げ、善逸は雷の呼吸。実食して、いざ、実戦。
ロベルトが活躍するかどうかは、やはり幻魔闘ボーナスで検証するのが最適だろう。そのためにはまず初当りを引かねばならない。
で、投資1万円で強チェリーから試練過ぎることで有名な鬼ノ試練に当選。
…するも、2戦目で敗北。
…と思いきや、百鬼モードで引き戻して幻魔闘ボーナスに当選。
…するも、1セットで敗北。ロベルトがいないのに負けた。
…と思いきや、百鬼モード中に
激アツのVS白い紳士演出に発展して勝利。百鬼モードで2回引き戻すのは初めてだったので、ちょっとビックリ。
さあ次の幻魔闘ボーナスで検証再開だと意気込んでみると、赤7が揃わず青7揃いに昇格。ラッキー、クッキー、モンキッキーの超悟空。
よし、青7を揃えて今度こそ検証再開だ。
青揃い否定。
…はい!?
…えっ、なんで!?
青7揃いから昇格ってことは
BAR揃い!! 極限極闘ボーナスではないかっ!!
バトル勝利で極限一閃が確定する、まさに負けられない戦い。気分はモンハン月下のアマツマガツチ。もうロベルト検証なんてどうでもいから、私を勝利に導いてくれ。
残念ながらHPはゼロにならず、1ゲージ残してファイナルジャッジ。残り1ゲージ以下なら勝利のチャンスらしいが、詳細な数値が判明していないので、どの程度チャンスなのか判らずにドキドキ。
MOMIZI!!
当否告知のボタンが紅葉柄ではないか。範馬勇次郎に「おッおッお!?」といわせた紅葉はあまり好きではないが、紅葉柄は好きだ。天内悠も好きだ。
閑話休題。もちろん、紅葉柄ボタンは成功して勝利。
ただ、本当の勝負はここからだ。本当に負けられない戦いはここからだ。極限一閃での報酬は、蒼剣乱舞or蒼剣乱舞・覚醒のどちらか。
名称的には「覚醒」の文字があるかないかの違いしかないが、上乗せ性能は雲泥の差。似て非なるもの。水滸伝の李逵(りき)と李鬼(りき)ぐらい違う。
頼む、頼む、頼む。お願いだから、覚醒してくれ。
…OH
夢、潰える。
ま、まぁ、今日は覚醒とか関係ないし、ロベルト検証のための実戦だから悔しくないし、と脳内で強がりながらレバーON。
ドウン
えっ、ナニコレ。レバーを叩いたらロックしたぞ。
ドウン
まるでハーデスの冥王絵柄or紫7揃い後のような演出だ。
ドウン
ちょっと待て、この演出に成功したらどう考えてもアレだよな。絶対にアレだよな。
ドギャーン!!!!!
覚醒に昇格した!!
蒼剣乱舞・覚醒の平均ストック数は8個。以前に引いたときは10個ストックして有利区間完走したから、夢は広がるというものだ。
夢、潰える。
それでもロベルトが地味に頑張って、ストックを重ねつつ
一撃1500枚獲得して、勝ち逃げ。
【検証結果】
新鬼の実戦前に『ビエネッタ』を食べると、極限極闘ボーナスが引けて、蒼剣乱舞・覚醒も引けて、ロベルトの勝率が50%ぐらいになる。
信じるか信じないかはあなた次第。