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イジらないで、ジャグ子さん

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公開日: 2021/05/24

 

先日、昼前ぐらいにふらりと最寄りのホールに寄ってみたら、ジャグシリーズがほぼフル稼働だった。ホール内をぐるりと回って様子を見ていると、ジャグ以外にも『押忍!番長3』、『SLOT魔法少女まどか☆マギカ2』と人気どころのシマは活気づいていた。

 

もしやと思いスマホを取り出して日付を確認してみると、今日は旧イベント日だった。

 

そうか、失念していたな。だったら、朝イチから勝負すればよかったとプチ後悔。最近、不規則な生活をしているせいか日付感覚が狂い気味だ。

 

打ちたい機種はあるが空いていない。だったら、場所を変えるしかないとホールから出ようとしたら、マイジャグを打っていた人がドル箱を持って席を立った。どうやら、ヤメるみたいだ。

 

近寄ってその台のデータ表示器をちらりと見てみると、ボーナスのBRの比率はほぼ1:1で合算確率は1/130ぐらいと悪くない数値だった。

 

ボーナスが引けているからといって安心できないのがジャグだ。良さげなジャグが空いていたので打ってみたら、自分は合算確率を下げる係だった…というのは“ジャグあるある”だ。そして、私はその“あるある”で何度も泣かされたことがある。

 

それでもテキトーに打つよりはましなので、私はその台を素早く確保した。少しでも悪い要素があったら迷わずヤメよう、そう心に決めて打ち始めてみると

 

 

 

 

悪い要素が何も見当たらなかった。むしろ、合算確率は上がって設定6よりも高くなった。単独REGも絶好調。

 

だが、喜ぶのはまだ早い。過去、バトル系の企画でどう考えても高設定…それぐらい快調だったのに、実際は設定3だったという経験があるので油断はできない。付け加えると、どう考えても低設定…そんな台も設定3だった。

 

 

 

 

さらに千ゲームほど回してみると、相も変わらず順風満帆。流石にこれは低設定ではないだろう。これはもらったかもしれない、設定4以上の可能性も十分ある。だったら、私のやるべき行動はひとつだけだ。

 

ぶん回す。

 

私はぶん回した。腕が千切れるかと思うほど回したが、3千ゲームほど回したあたりで異変が起きた。その異変とは…

 

飽きた。

 

どうしようもなく飽きた。昔は終日ジャグを打つことも珍しくなかったが、ここ数年は打ち切るのもかなりキツくなった。

 

演出頻度の高い最近の機種に慣れてしまったせいか、それとも年をとり体力が低下したり、辛抱できなくなったせいか、はたまたジャグに一番ハマっていた頃に経験した失恋を思い出して切なくなるせいか。

 

理由は判らないが、ジャグを長時間打てなくなった。

 

気分転換で逆押しをして気持ちをリフレッシュさせようとも考えたが、目押しがめんどくさすぎてすぐに順押し・ハサミ打ちに戻した。

 

今月は是が非でも勝ち越したいので、「飽きた」なんてゴミみたいな理由でヤメるわけにはいかない。では、どうすれば私はジャグを打ち続けることができるのか。

 

その答えはすぐ傍にあった。スマホだ。スマホをイジりながら打てば大丈夫だろう。  善は急げと私がポケットからスマホを取り出そうとしたとき、ふとあることを思い出した。

 

今から15年ぐらい前、漫画を読みながら『ニュー島唄』を打っている人が最寄りのホールにいた。リールをほとんど見ないでレバーを叩き、キュインと鳴るのを漫画を読みながら待っていた。当時は“ながら打ち”している人は多くなかったので、かなり悪目立ちしていた。

 

ニュー島唄は延々とパトランプが光るのを待つだけなので、通常時はとにかく暇だ。それで漫画を読みながら打つという結論に至ったのだろう。だが、当時の私は「打つなら打つ、読むなら読むにしろよ」と心の底から思ったものだ。

 

今はスマホをイジりながらパチ・スロを打つ人は珍しくない。ある人はSNSを覗きながら、ある人は漫画を読みながら、ある人は動画を見ながら打つ。時代の変化と共に価値観はガラリと変わるものだ。

 

スマホを取り出して、色々なサイトを見て回る“ながら打ち”。これで飽きずに打ち続けることができるだろう。さあ、今日は終日勝負だ。

 

 

 

 

台に集中していなかったせいか、それともパチスロの女神に「スマホに浮気するな」と叱られたのか。4千ゲームほど回したら、ボーナス合算確率は設定3と4の間まで落ちた。

 

まだ高設定の可能性はあるけれど、臆病風に吹かれまくったのでここで勝ち逃げすることにした。一時期は閉店まで打ち続けることも考えたのに、終わりはあっけないものだ。

 

次、ジャグを長時間打つことがあったら、スマホをイジりながらではなく違う方法で飽きないよう工夫したいものだ。スマホをイジりながら打つのは…正直、あまりカッコ良くない。何か良いアイデアはないものか。

 

アイドルと結婚した未来を想像しながら打つ。

異世界に転生してハーレムを築いた自分を想像しながら打つ。

ジャグリーに色々とイジられていることを想像しながら打つ。

 

うむ、これなら楽しいかもしれない。

 

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