いっぱいがおっぱい

SNSのTL（タイムライン）を眺めると、おっぱい、おっぱい、おっぱいと、まるで収穫祭のように美味しそうな果実がたわわに実っている。

愛の狩人で肉食系の私でも、このときばかりは農耕民族に早変わり。神々の果実（ネクタル）を求めて写真のキャッチ＆キャッチ。

そんなある日、「今日はおっぱい二毛作かな」と余念なく果実の収穫に勤しもうとしていると、とある呟きが私の視界に入った。

「小学生に読書感想文の書き方を教えるテンプレが最高にわかりやすい」

そのテンプレとはどんなものか興味本位でチェックしてみると、

1：本を選んだわけ
2：あらすじ
3：心に残ったところ
4：自分だったらどうする

の4項目に分かれていて、文章の組み立て方を丁寧にレクチャーしてあった。なるほど、これを元にすれば読書感想文も簡単に書けそうだ。

読書感想文といえば、小学生の夏休みの宿題の定番。おっぱいでいうところの乳揺れぐらいのド定番だ。だが、多くの児童は“感想文”ではなく、“あらすじを書いている”だけであることが多い。

かくいう私も『まぼろしの4番バッター』、『ぼくら三人にせ金づくり』などの読書感想文をしたためたが、到底“感想文”と呼べるものではなかった。

当時、担任だった高橋先生には本当に見苦しいものを見せたと思う。このテンプレが私の小学生時代にあったら…と、ただただ羨ましく感じた。

もし、過去に戻れるのなら『おっぱい』、『このおっぱいだあれ』、『おっぱいおっぱい』といった文学書の濃厚で濃密でおっぱいおっぱいな感想文を全力で書き記せるのだが、残念ながら現在の人類の科学では過去に戻ることができない。

決して、取り返しがつかない過去の過ち。私は一生この十字架を背負っていかなければいけない。余談になるが、パチスロ『十字架』シリーズはおっぱいがいっぱいだ。

だが次の刹那、私の脳内に電撃…まるで揺れないおっぱいを持つことで有名な御坂美琴（みさかみこと）に超電磁砲を放たれたような感覚を感じた。

…閃き。

このテンプレに当てはめて実戦記を書き記したら、全てが挽回できるのではないだろうか。そうだ、そうに違いない。まさにコペルニクス的発想の転換。ということで、善は急げでレッツゴー。

テーマ：『パチスロ 百花繚乱 サムライガールズ』の実戦記。

1：機種を選んだわけ
おっぱいが恋しくなった。

2：あらすじ
おっぱいがいっぱいだった。

3：心に残ったところ
おっぱい。

4：自分だったらどうする
おっぱいを愛でる。

これを踏まえて実戦記にすると

おっぱい、おっぱい
百花繚乱はおっぱいぱい
おっぱーーーい

見ていますか、高橋先生。あなたの教え子は、こんなに立派に成長しました。