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公開日: 2021/08/30

 

あれからどれだけの時間が流れただろう。

 

人の革新は遠い。解決しようのない問題がこの世界には溢れている。可能性の獣よ、まだそこにいるなら行く道を照らしてくれ。

 

その身に俺たちの心を宿して、今…。

 

ユニコォォォォン!!

 

パーラーラーラーパラララー♪

 

 

 

 

ということで、パチスロ界の2大ユニコーン機種であるドリームクルーン2を打ってきた(もうひとつは以前に打った『チバリヨ』)。超ウルトラギガンティック久しぶりに打ってきた。

 

 

 

 

どんなゲーム性だったかなと記憶の糸を辿っていると、打ち始めてすぐにCZ当選。

 

CZは自力タイプのバトルでベル・レア役を引くとモンスターにダメージを与えることができ、撃破に成功するとAT確定…ではなく、銀or金の玉をゲットしてクルーンに挑める。

 

そして、V入賞すればAT確定で500枚以上の出玉をゲットできるのだが、金の玉でV入賞すれば3回権利獲得(1500枚以上)となるので激アツだ。

 

 

 

 

今回のバトル相手はG・D・P。プーニというスライム状のモンスターがいるので、G・D・Pはゴールデンプーニと読むのだろう、多分。

 

たしか、こいつは倒しやすくて勝利すると金の玉をゲットできた…と思う。めちゃくちゃ、記憶は曖昧だ。

 

 

 

 

とくに苦戦することなく、G・D・Pを撃破して

 

 

 

 

金の玉をゲット。

 

「それは おじさんの きんのたま!」

「ゆうこうに かつようして くれ!」

 

そんなセリフが脳内に流れた。

 

さあ、第1関門は突破した。問題はここからだ。たとえ金の玉をゲットできても、V入賞しなければ意味はナシ。当たらなければどうということはない。

 

 

 

 

いけいけ、私の金の玉。

 

 

 

 

キンタ、負けるな。
キンタ、またたいた。
キンタ、マカオにつく。

 

 

 

 

夢、幻の如く。私の金の玉は、そこじゃない穴に入って闇に消えた。

 

その後もしばらく打って、1万円使ったところで

 

 

 

 

 

銀の玉でV入賞して、しっかりと500枚とって満足したところでヤメ。久しぶりにこの機種で遊んで思ったのは「これじゃない感」が強いな、と。

 

思えば、初代の『ドリームクルーン500』が登場したときはそこそこ話題になった。だが、スペック違いの『ドリームクルーン711』と、この「2」はビックリするぐらいホールではあまり姿を見ることがなかった。オーイズミのお膝元である厚木(神奈川県)のホールでもレアな機種だった。

 

711は当たれば711枚以上獲得できるのは大変ありがたかったが、初当り確率が1/744.7(全設定共通)と激重だったので人気はイマイチだった。2は初代をベースに進化させたゲーム性だったのだが、こちらもお世辞でも人気機種とはならなかった。

 

その原因はいくつか考えられるが、個人的にはCZが余計だったかなという気がする。

 

勘違いしないでほしいのは、CZ自体は面白い。自力要素バリバリのCZは楽しい…のだが、ドリームクルーンに求めている要素ではなかった。

 

パチンコの一発台のようなゲーム性を求めてドリームクルーンの前に座ったのに、成立役を参照した自力タイプのCZが勝敗のカギを握るというのは違和感が強い。まさに蛇足だ。

 

クルーン上の玉の動きは、ただの演出と判っていても手に汗握る。ドリームクルーンは、このまま消えるには惜しいコンセプトの機種なので、後継機の登場を心から願う。

 

もし、『ドリームクルーン3』を作ることがあるのなら、原点回帰で初代のようなシンプルなゲーム性に戻してほしい。あと、2では2段クルーンになっていたので、1段に戻してほしい。

 

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