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アラジンと魔法の必勝術

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公開日: 2022/02/07

 

「楽して勝ちたい」

 

パチスロを打ったことがある者なら、誰もが一度はそう考えるハズ。だが、現実は甘くない。

 

高設定を打つには朝抽選で良番を取らなければいけないとか、ホールの状況を常に把握しておかなければいけないとか、色々あってハードルが高い。また、仮に高設定を打つことができたとしても、勝ちが約束されるわけでもない

 

高設定狙いではなく、いわゆるハイエナだって楽とは言い難いものがある。インターネットだけでなくSNSも発達して、有益な情報なんてものは一瞬で広まる。昨今では“美味しい”台なんてそうそう拾えるもんじゃない。

 

他人よりも早く情報を収集して、早く行動する。その積み重ねで勝利はやって来るもの。楽して勝つためには、それ相応の努力が必要となる。

 

漫画『哲也~雀聖と呼ばれた男~』にこんなシーンがある。

 

主人公、哲也の師匠である房州はサイコロを自由自在に好きな目で出すことができ、バーのママの前でそれを実演してみた。

 

「訓練次第で誰にでもできることさ」

 

その光景を見たバーのママは不思議そうな顔で「博打打ちってのは楽して大金を稼ごうって人種だろ。でも、そのわりにはやけに勤勉じゃない」と呟いた。

 

「怠惰を求めて勤勉に行き着くか……。カカカ、それもそうだ」

 ※『哲也~雀聖と呼ばれた男~』第3巻より

 

この漫画は賭け麻雀を題材にしているが、同じようなことがパチスロにも言えるのだ。

 

だけれども、やはり楽して勝ちたいものだ。訓練や努力をせずに勝ちたいものだ。

 

そこで私はその方法を考えて考えた。寝る間も惜しんで考え続けた。その結果、「絶対に成功する立ち回り」を見つけ出すことに成功した。

 

それは天井狙いだ。

 

そんなの昔からあるじゃないかと突っ込まれそうだが、ただの天井狙いではない。現在好評稼働中の『パチスロ アラジンAクラシック』これで例えてみよう。

 

この機種の天井は通常時1200Gで、恩恵はAC+状態移行が確定。データ表示器上のゲーム数はAC当選でリセットされてしまうが、

 

 

 

 

 

液晶をタッチしてメニュー画面を開くと、現在の正確な通常時のゲーム数が表示される。もし、メニュー画面上のゲーム数が天井に近ければアツアツだ。空き台を見つけたら液晶をチェックしてみる価値があるだろう。

 

ただ、前述のように有益な情報はすぐに広まるもの。導入直後なら天井間近の美味しい台が拾えた可能性は高かったかもしれないが、導入から1週間以上経った今ではなかなか厳しい。

 

そこで発想の転換だ。

 

天井手前まで自分でハメて、その台をあたかもハイエナしたかのような気持ちで打てば、精神上ではハイエナ成功と言えるのではないだろうか。いや、言える。

 

ということで、この擬似ハイエナ打法を実践してみた。

 

 

 

 

うっひょーーっ!! ふらりとホールを覗いたら天井まで残り1Gの台を見つけたぜーーーーっ!!

 

 

 

 

当然、1GでAC当選だ。こんなに美味しい経験、今の今までなかったぜ!!

 

 

 

 

天井は状態確定だから、AC連を楽しめるぜーーーー!!

 

 

 


4連で終了とちょっと物足りなかったけど、投資は3枚だから問題ナシ。ごちごちのごちそうさまでーーーーす!!

 

【結論】

 

 

 

 

不思議と虚しくなった。

 

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