第六回「みらいの輪」~パチンコ店経営者に突撃インタビュー~株式会社Lee
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レジャーの多様化とともにパチンコ・パチスロ離れもめまぐるしい。
とかく、依存問題や子供の放置事件などマイナスのイメージを植え付けられているパチンコ業界。
半世紀以上続き就労人口も20万人超という規模だが、世間の風当たりは強い。
様々な要因で店舗数もどんどん減少しており、逆風の只中にいる。
そんな苦境だらけの時代に突き進むパチンコホール経営者の生きざま、考え方について深堀していく。
更新日: 2023/03/28
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大衆娯楽のパチンコ業界。その文化を未来へ紡ぐため、2020年10月に2つの業界団体が合併し成立したMIRAI(一般社団法人MIRAIパチンコ産業連盟)。
本企画はそのMIRAIで活躍する各企業のキーマンにフォーカス。パチンコホールの経営者の生い立ちや普段聞けない生の声を独占インタビューする。
李 大殖 常務取締役 |
株式会社Lee |
1984年7月 39歳 岡山県玉野市 海の見える街 |
パチンコ業界の経営者に話を聞く「みらいの輪」。
第六回は岡山県に6店舗、広島県に2店舗に展開し、地元岡山県内での児童養護施設への寄付活動や災害時のボランティア活動へ積極的に参加している株式会社Leeの李常務にお話を聞いた。
ゼロから現場で鍛え、役員になっても現場の意見を吸い上げている李常務。その社風はコロナ禍の逆境でも人とのふれあいを大事に「地域密着」を店舗づくりの基礎として心がけている。
0スタートだからわかる現場の重要性
DMM:本日はお忙しいところお時間頂きましてありがとうございます。よろしくお願い致します。
李常務:こちらこそよろしくお願いします。
DMM:早速ですが、李常務のプロフィールをお教えください。
李常務:岡山県玉野市の瀬戸内海が見える街で生まれ、県内の男子高に入り、卒業後はアルバイトをやっていました。18歳の時に父の会社であるLeeの営業部長に誘われて入社し、現在に至ります。
DMM:子供のころからLeeへの入社は考えていたのでしょうか?
李常務:李家の帝王学というか、(父の会社に)入らなくてはいけないものだという意識はありましたね。
DMM:なるほど。18歳の若さで入社され、店舗スタッフとして0からスタートされたのでしょうか?
李常務:そうですね。0からのスタートでホールスタッフを1年半、その後リーダーになり、副主任、主任を経て、21歳で店長になりました。その後もチェーンの店舗を異動しながら経験を積ませてもらい現場を学んできました。
DMM:最近は代替わりされた経営層の方で、ホールでの実務経験がない方も多いと聞きます。現場でアルバイトさん達と働くと、苦労なども肌で感じられそうですね。李常務は実際に現場で働く経験をして良かったなと思う事はありますか?
李常務:多くの現場を経験したことで、色々な対応をする際の工程がわかることです。今回のコロナ禍での対応についても現場での施策、動きがわかりました。卓上理論ではなく、現場を切り盛りする社員とひざを突き合わせて話をしています。本社の取り決めだけですと、振り回されるのは現場の人間です。今現場で起きている課題に対して、リアルに向き合えることは良かったと思います。
DMM:それは素晴らしいですね。卓上理論ではなく、リアルな現場の課題を感じ取れる経験は、体験しないと身につかないことですね。
李常務:そうですね。役員会議で卓上理論から入って、いきなり落とし込むと現場との間に摩擦ができることを非常に感じます。そこで、話ができれば緩衝材になれると思います。
DMM:現場での経験が活きていますね。その後21歳で店長職に就かれてからは、どのような取組みをされていたのでしょうか?
李常務:店長になってからは同じ店舗に1年ぐらいしか在籍せず、異動に次ぐ異動の繰り返しでした。会社から、色々な店舗を知りなさいということで、多くの勉強をさせてもらいました。その後28歳で営業部長、30歳で取締役になり、2年前に常務になりました。
DMM:それぞれの役職や立場を経験されて苦労された事はあると思うのですが、ここを強くしないと組織としても強くなれないと、課題に感じたことはありますか?
李常務:まずは人です。企業理念でもある、幸せになるために頑張って、個人の幸せを感じられ、個人個人の人生の中で会社が必要とされる存在であることが大切です。いくら組織が強くてもチームワーク、団結力が弱くては私が求める未来の組織とは違ってきます。組織として強くあるために人間力が必要で、役員、財務、営業、店舗、すべてがチームとして1つの目的を共有し、目標達成できる組織を作ることが僕の夢です。頑張った分だけ褒めてあげ、全員幸せにしたいと思っています。何度でも立ち上がり、ハングリーな精神で立ち向かう姿勢を見せ、社員全員と幸せに向かって突き進む組織を構築したいと思っています。
DMM:現場感覚をお持ちの方にしかわからない課題だと言えますね。
李常務:そうですね。ただ、今も役員と店舗にはやはり壁がありまして、そこが営業と財務の相違なのかなと感じています。そこは営業である現場とこれからもひざを突き合わせて、話さないといけません。実際に出てくる数字は嘘をつかないですからね。
日本一を目指す!信念を貫いた大安寺マルハチの立ち上げ
DMM:なるほど。現場の苦労も色々体験されていらっしゃると思いますが、李常務が入社されてから苦労されたこと、印象に残るエピソードなどがあればその内容を教えてください。
李常務:大安寺マルハチを立ち上げた時ですね。デザインや店内の動線を作るために何百軒と他のパチンコ店を見学しました。絶対に良い店を作りたかったので、意見の相違で上層部と衝突する事もありました。建築費で総予算がオーバーしてしまい、遊技機や設備の機械が買えない状態で、先代の会長でもある父親と店づくりに関して議論したこともありました。私たち現場の人間としては豪華絢爛な見栄えの良い建物より、お客様にとって機能が充実した店舗を作りたかったのです。例えば、高級外車のオプション無しに乗るなら、ハイブリットカーのフルオプションで機能が充実したものにしたいなと考えた訳です。
2016年の大安寺マルハチ https://p-town.dmm.com/specials/777
DMM:そうなのですね、温度差が相当違いますね。その李常務の意見は通ったのですか?
李常務:店内の設備に関しては私が押し通しました(笑)。もちろん先代会長の意見も重要ですから、議論を重ねた上で最善の店舗づくりをおこないました。設備もエアコンのランニングコストを考えて、どのくらいの馬力のものを何基入れるか等シミュレーションしたり、床のメンテナンスや清掃にいたるまで、店舗づくりの大変さを経験しました。
DMM:細かな所までスゴイですね。でもその苦労された分の思い入れもありますね。
李常務:日本一の店を作ろうと思って取り組みましたね。他法人にも誇れて、マルハチのモデル店舗にもならなければならないという意気込みをもってやっていました。
日本一のパチンコ店の店長はどうなんだろう?
日本一のパチンコ店の社員はどうなんだろう?
と毎日社員と話し合っていました。
DMM:大安寺店は今でもマルハチのモデル店舗なのですか?
李常務:そうですね、グループ内では職場環境やバックヤードも考えて作った初めての店舗で、ミーティングの環境なども力を入れました。
DMM:最近は他の法人さんでもバックヤードの充実に力を入れられているというお話も聞きますね。
李常務:古い作りの店舗だと、バックヤードが手狭ですよね。机を置いて2~3人座ったらそれでいっぱいになってしまう。その中で店舗改善のミーティングをしても、良い考えは生まれないと思います。それを踏まえて大安寺マルハチはバックヤードの充実を計りました。
大手ホールさんのバックヤードを実際に見学させてもらって感じたのは、店舗が一つの(独立した)会社のように作られていると感じました。
DMM:大安寺マルハチを立ち上げされてからはどのような運営をされたのですか?
李常務:オープンしてから1年間は睡眠時間3時間で仕事をしていましたね。意識の高さ、モチベーション等、私は100%でしたが、その気持ちが部下にどのくらい伝えられたかを常に気にしていました。1番苦労したというのは売上とか施策面ではなくて遊技環境をどれだけ最高に持っていけるか、そこにどれくらい枝葉を伸ばせるかを考えていました。とにかく店をパンパンにしたいという想いで、部下にもチャレンジせずに失敗するのは許さん!という気持ちでした。その時は10回失敗しても11回目で成功すれば良いと考えていました。
DMM:それだけ高いモチベーションで働かれた動機はどのようなものだったのですか?
李常務:グランドオープンという一大イベントの後も、その余韻で集客できるほど甘くはありません。常に第二、第三の営業施策を考えて実行していましたし、当然競合他社さんも盛り返してくるわけですから、そこでぶっちぎりの1位を取るという覚悟をもって挑んでいました。体力には自信がありましたので、朝8時から夜中2時まで店に張り付いてやっていたところ、社内から私が帰らないと皆が帰りづらいと言われた事もありました(笑)。
あの時のチームの意識は日本一高かったと自分では思っています。
DMM:スゴイ熱量ですね。その時に常務と一緒に頑張っていたメンバーは現在活躍されていますか?
李常務:そうですね。今では部長2人が大安寺経験者ですし、店長や主任など中間管理職にステップアップした社員も多くいます。しんどいけど面白かったですし、私がピリピリしていたので怖い時もあったとも言われてましたが、あの空気感は「最前線」という感じでしたね。
DMM:そのような経験を積むと次のステップでもめげずにやっていけそうですね。
李常務:人は状況に慣れてしまうと惰性になってしまいがちです。店舗営業の日々は大きく変わらないので、多少の刺激は大切だと思います。常に緊張感の中で働く事は大変ですが、メンバーの成長のためにも刺激を与える事も必要だと感じます。
ミスターマルハチへの感謝!セカンドキャリア作りに挑む!
DMM:通常は繰り返しのルーチン作業になりがちですから良い刺激なのかもしれませんね。
李常務:今は店舗の中の話でしたが、外では他社さんもリニューアルしたり大型店舗を進出してきたりなど刻々と環境の変化はありました。
ただ、努力しても市場的に勝てないとか不条理も多くありますし、勝ち残るためには店舗を大きくしていかなければなりません。他社さんが意識高く出店してきたり、M&Aで事業拡大した話などを聞くと私にも良い刺激になりますし、やっぱり私にはパチンコしかない、と思い直すことがこの2~3年はありました。私もそういった刺激を他社から受けることで、刺激の重要さを改めて認識します。
DMM:外からの刺激を受ける事も事業継続の大事なファクターなのですね。
貴社ではパチンコ事業以外にもボーリング場や広告代理店業も展開されていますが、今後新規出店や隣接県への展開・異業種への参入などはお考えですか?
李常務:もちろん考えています。ただ、母体であるパチンコの経営状況次第というところもあります。セカンドキャリアや異業種も含めて模索しており、具体的なところはまだ計画中です。パチンコに至っては500台以下の店舗は採算が取りにくいので、小型店舗は増台するかスクラップ&ビルドしていきたいと考えています。この先パチンコ業界のM&Aは加速すると思っていますが、パチンコはここが売り上げの頂点で、この後どう財務を改善し店舗展開をどのようにしていくか取り組んでいます。
DMM:今は、岡山県と広島県に出店されていますが、その他のエリアはいかがでしょう?
李常務:それは夢ですね。大阪や名古屋、東京、北海道に進出というのは。会社というより、私の好きな街に会社が欲しいという想いですね。
DMM:ですがその想いが仕事へのモチベーションにもなりますよね。
李常務:そうですね、沖縄が好きだから沖縄で仕事するだとか、ハワイが好きだからハワイで仕事するとか。それが社員のモチベーションアップにもなれば良いですね。
DMM:色々な場所で働けるのも、1つの魅力だと思います。先ほど異業種やセカンドキャリアを作っていくというお話もありましたが、私のイメージですとパチンコホールの優秀な役職者を異業種でも活躍して貰うためなのでしょうか?
李常務:そうです。コロナ禍の3年で3店舗閉めて、組織的に頭でっかちになり始めているのもあります。もともとは定年退職と役職定年の制度を作っていったときに「幸せになるためにがんばる」という社訓の下に集まってくれて、一生懸命働いて何十年も費やしてくれた社員を、定年だから辞めてもらう、というのも違うかなと思っています。制度としてはそうですが、パチンコ部門はその決まりでも、違う業種では多くの選択肢を作ってあげたいなという想いです。今50代、60代で弊社に人生をささげてくれた「ミスターマルハチ」の輝けるステージを作っていきたいなと感じています。
DMM:もはや終身雇用の時代ではないですが、セカンドキャリアの環境を作って新しい環境を用意してあげるというのは、今まで貢献してくれた「ミスターマルハチ」に報いるお話ですね。
李常務:それもありますし、商売としても儲からない事業は閉める事も必要なため、サラリーマンではなくその上の役員や社長のつもり切り盛りして利益を上げ、ステップアップして欲しいとも考えています。グループ会社は色々ありますが、事業としてひとつひとつが利益を出して貢献できる強い組織を作っていきたいと考えています。
DMM:実際すでに着手しているビジネスもあるのですか?
李常務:ビジネスというよりは、第一歩として外に出ているお金を内製化する事を考えています。ジャンルで言えば清掃等の衛生費ですね。外部の清掃会社の売り上げの中で賄えるかなど検討しています。
DMM:そうなんですね、清掃費用も馬鹿にならないですよね。
李常務:そうです、馬鹿にならないです。最高で全店舗年間で1億数千万円かかっていました。私も清掃会社での経験があるため、それほど特殊な技術が必要でもありませんし、経験すれば誰でもできるようになります。
DMM:その分を工夫して内部で行えれば違いますね。
李常務:まだ、そのセカンドキャリアの組織ができてはいないので、「私はこのステージならこんなことがしたいです」と今は提案をもらう段階です。ホール業以外にもセカンドキャリがあることで従業員も安心して働けますし、家族の幸せにも繋がると思っています。彼らの子供たちに堂々と胸を張っていられるように業界、団体、会社でなければいけないですよね。
生まれた街の環境がボランティア精神の根源
DMM:ありがとうございます。胸を張れるというところで、業界でも色々貢献をしていますが、貴社でのボランティアや地域貢献への関わりについてお聞かせください。
李常務:取り組みとしては年1回チャリチィーゴルフコンペやオークションを開催しています。このコンペの目的は岡山県の恵まれない子供たちの施設に支援することです。運営費などの金銭の援助だけではなく、エアコンがボロボロの施設に新しいエアコンを設置したり、ひとつの勉強机で3人の子供が勉強しているところに机を設置したりと多岐にわたります。
その後、ボランティア実行委員会が状況を確認し、寄付したものが活用されているか、本当に必要なものだったのか検証もしています。
DMM:この実行委員会は、貴社の社員が担当されているのですか?
李常務:いえ、弊社の社員ではなく、この取り組みを行うときに声をかけた外部有志の方です。発起人は私の父ですが、知り合いという共通性のみで弊社とお取引のない方ばかりです。
DMM:どのくらいの人数規模でゴルフコンペを開催されるのですか?
李常務:コロナで3年中止していましたが、それまでは多い時には160名以上の方が参加してくださいました。
日中のコンペもそうですが、夜にも岡山県にゆかりのあるアーティストによるミニコンサートを開催して頂いたり、オークションを開催しています。オークションではコンペの参加費用の一部と合わせ、売上金を施設に寄付する活動を続けて、今年で12回目になります。
※出典 子供たちの為のチャリティー (livedoor.jp)
DMM:はじめられたきっかけはどのような事だったのですか?
李常務:私が参加したきっかけはボランティアです。東日本大震災のボランティアに参加し、自身の無力さを痛感させられ、社会貢献活動を始めボランティアに興味を持つようになりました。
DMM:無力さとはどのような経験があったのでしょうか?
李常務:岡山から4人で行ってがれきの撤去をしました。その時に目の前に困っている人がいるのに「何もできなくてごめんね」という無力さを痛感しました。何もできないのに、被災された方からは心から「ありがとう」と感謝されました。
日常で「ありがとう」とは私も言いますが、あのような状況で心から感謝されて言われた「ありがとう」は身に沁みました。
その経験を会社でも活かしていこうと。心から感謝する、そしてされることを社員に教育していこうと思ったのが切っ掛けです。その後も熊本地震(2016年)や鳥取県中部地震(2016年)、西日本豪雨(2018年)にもボランティアに参加しました。一緒に行ったスタッフが「何もできなくて悔しい」、自分たちにできることは、こんなにも少ないと感じていました。その中でも被災された方からの感謝や人の温かみを受けた経験も印象深い思い出です。
DMM:東日本大震災のボランティアは、会社として参加されたのですか?
李常務:いえ、個人で友人とプライベートで参加しました。その後のボランティアは会社として参加しました。社内でボランティアに行きたいという有志がいたので、会社としても交通費・宿泊費やボランティア活動の道具の準備で協力し、会社と個人双方で活動しました。
DMM:なかなか会社と個人の合同で協力するというのは例が少なそうですね。
李常務:そうかもしれませんね。ただ私の生まれ育った街は、ご近所さんから「魚獲れたからもって帰って」とか、「お赤飯炊いたから食べていけ」とか、おすそ分けしたりされたり、地域密着というか助け合いの文化というのが強かったですね。パチンコも昔はそのようなコミュニティが成り立っていましたし、同じように人と関わるという「匂い」がパチンコなのかと思いますね。ですから会社としてもその文化を残したいですし、有志にも協力したいと考えています。綺麗な台と綺麗な店で勝つか負けるかというだけではなく、アナログな人との触れ合いが必要な場所として、パチンコの形もあるのかなと思います。地域社会に密着し貢献し、愛されるパチンコ文化を残していくのもイズムだと思っています。
DMM:古き良き時代のパチンコが根底になのですね。やはり、現在Leeでの企業理念や取り組みもそのイズムが活かされているのですか?
李常務:そうですね。他社さんも同じようにされているとは思いますが、お客様ファースト、社員ファーストであれというのが特色ですね。私は店舗がやりたいことをどれだけ具現化できるかを考え、店舗はどれだけお客様ファーストができるかだと思います。
「店舗の声はお客様の声だ」という標語を作ったこともありますね。
先代の会長も「会社は皆のモノ、店舗はお客様のモノ」という言葉を残していました。ただ、お客様ファーストとは言いつつも過剰な設備ではなく必要なものに投資するという取捨選択はしています。
DMM:ありがとうござます。最後に業界の展望や忌憚のないご意見、お考えについてお聞かせください。
李常務:正義と正論の問題ですね。店舗での正義が団体にとっては悪になるという意見もあったりしますし、団体活動では店舗の正義を届けたいなとは思います。それぞれの立場で意見が異なるので、答えはひとつではないと思います。MIRAIでも私にはない意見、発想、知恵、角度、視野、人脈は溢れていてバイタリティの高い団体ですので、参加させて頂いて明日への活力になりますね。
またパチンコ業界の展望というのはおこがましいですが、ユーザーに飽きられずに長く商売できるかがキーワードだと思っています。パチンコで私も食べさせてもらっていますので、何よりも誰よりもパチンコを愛するを信念に持ち、日本社会にも地元岡山にも子供にも誇れる会社、業界にしたいと考えています。岡山県に根付いていかないといけ
ないと思います。業界も色々ボランティアや社会貢献も行っていますし、パチンコをやる人もやらない人にもパチンコ業界をもっと知ってもらい大衆娯楽として愛される文化を作りたいですね。
DMM:ありがとうございます。
人とのかかわりをこれからも
コロナ禍で多くの企業が逆風に見舞われている中、それでも人とのふれあいを大事にする株式会社Lee。
中断しても10回目を数えるチャリティーコンペやオークションは、未来を担う子供たちへの糧となる。
これからもパチンコ業界の社会貢献や地位向上のために地元に根差す100年企業となってほしい。