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抜けているようで意識高い系⁉ 巨砲も思わず見習いたくなる生粋のタレント精神を持つ「果生梨」

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公開日: 2018/10/11

 今回、お話を伺うのは巨砲ワープロが1発で変換しないことでおなじみの果汁を生む梨と書いて果生梨ちゃん。現在も絶賛事務所に所属中のタレントさんだが、この文章を読んでくれてるステキなボッちゃんたちの中には、カメラの前でワーキャー言ってお金をもらっているオデたちのことをタレントのように感じている人もいるかもしれない。

 

 

 残念、節穴EYES。表面上は同じようなことをしていても、巨砲選手のような生粋のダメ人間本物のタレントさんとではアイサツの仕方からアヌスの拭き方までプロ意識が圧倒的に違うのだ。いつだって自分が商品であるという意識で生きているのだ

 

 アヌスの拭き方は見たことはないのでアイサツについて一例を紹介すると、撮影帰りにカメラマンさんが車であるタレントさんを家の近くまで送ってあげたときのこと。「今日はありがとうございました。またよろしくお願いいたします」と深々とお辞儀。まあ、このくらいだったら巨砲選手にだってできる。しか~し、そのタレントさんはカメラマンさんの車がスタートして、次の交差点を曲がるまでずっとお辞儀をしていたのだ大門軍団……そんな四文字熟語が自然と脳裏に浮かんだ。

 

 そう、モノホンのタレントさんはいつだって自分が商品であることを忘れない。立ち居振る舞いにスキがないのである。おそらく好きな体位を聞いても女子ライターのように「立ちバックです」なんてバカ正直に答えてくれないだろう。すべてを白日の下にさらさない神秘性はタレントさんとして大事なことだとは思うけど、インタビューする側としては仮面の下に隠されたホンネを引き出したい。聞けば何でも答えてくれるサイドの人間として巨砲スコープに映っていたヤドゥやかまた雑煮とは違った緊張感を抱きながら果生梨ちゃんの到着を待っていた。ああ、今回も枕が長いね。反省。

 

「今日のインタビューってどういうテーマなんですか」

 

 

 あわわっ! さすがの第一声。これまで色んな職種の人にお話を聞いてきたけどタレントさんてインタビュー(特に時間が短いモノ)において求められたものを効率よく提供しようって意識が飛び抜けて高いんだよ。もちろんインタビュー仕事の9割は最初からテーマが決まってるんだけど、残念ながらこの仕事はそうでない方の1割である。ちなみに「とりあえずスケジュールもらえたから事務所との関係を良くするために話聞いてきて」みたいな依頼も稀にあるからね。出版まめ知識。

 

 

 

  (この時点では)ぶっちゃけまだタイトルも決めてないんですよ。方向性としては「ぱちタウンに所属する人はこんなことを考えながら生きてるのだ」みたいな感じですかね。これまで話を伺った人も色んな発見があったんで……なあ、兄弟(担当A)。

担当A そうですね、今までの感じからいくとそうなりそうですね。

 

 

 完全な見切り発車も心配は無用の介。自分で言っちゃうけど巨砲選手はふんんわりした企画を最終的に何となく良い感じにまとめる能力はかなり高いから安心してもらいたい。

 

 

「例えば(どんな発見が)?」

  九州勢はみんなやまキンを尊敬しているとか。

 

「あは! そうなんですか?」

  今まで聞いた人はみんなそうだったけど、尊敬してないの

 

「わたしにとってはお兄さんですね(笑)。でも、見習っちゃダメな人じゃないですか?

  まあ、やまキン良い人だけど計画性はゼロだもんな。

 

「ただ優しいんです」

  あれっ? これはまたやまキンの株が上がる流れだ。

 

果生梨ちゃんよりもやまキンの若さに目がいく写真である

 

「最初にいただいたテレビのパチンコのお仕事が「パチプレTV山口版」だったんですけど当時はパチンコについて何も知らなかったんですね。今も詳しいのかって聞かれたらアレですけど(笑)。わたしはここにいて何ができるんだろうってすごく悩んで……実際に何もできないから、帰りの新幹線で泣いちゃったりして。それである時、キング(果生梨ちゃんはこう呼ぶ)に『どうしたらいいかわかりません』っていったら『そのままでいいよ』って言われて」

 

 

  優しさ百万石だね。オデは正直、もうちょっと勉強しろって思いながらテレビ見てたよ。

「(笑)。わたしもどちらかというと具体的なアドバイスを求めて聞いたんですけど『これが何%とか覚えなくていいから』って言われて……」

 

  それで楽になった

「本当にそれでいいのかなって(笑)。でも、そういうライターさんに近づく努力よりも、リアクションがしっかり取れるようになった方がいいのかなって考えて……そのうち仕事が楽しくなって、パチンコの方を優先してやらせてもらえるように事務所にお願いして

 

  そもそも「パチプレTV山口版」をやるきっかけは何だったの?

「お仕事の話がきたのはコンパニオンとして広島の事務所に所属していて半年くらいの頃で、何でもやります精神だったので深く考えずに『やります!』って」

 

  それがいくつくらい?

「21歳になってすぐくらいかな。いつのまにか10年経ってました

 

ヒロシ・ヤング氏など多くのライターと共演

 

 若いっ! オデたちみたいにパチンコ・パチスロ風呂に肩までどっぷり浸かった人間にしてみればパチンコ番組はひとつの到達点ではある。でも、21歳のタレントにしてみればまだ他にやってみたいことがあったのではないか。実際、パチンコ畑を主戦場にしているタレントさんでも最初からここが目標って人はいないもの。

 

 

  迷いはなかった?

「それはなかったですね。でも、そんなに長くはやらないだろうなって思ってました」

 

  若い頃の思い出作りみたいな感じで

「最初はそうかもしれないですね。芸能に興味はあったんですけど、子供の頃に歌手になりたいなぁって夢見てた延長線上にいるみたいな感じで……タレントってものがどういうものかわかってなかったですし

 

  それこそ東京に出てみたいな気持ちは?

高校生の頃はオーディションも受けてましたね」

 

 

 タレントさんのプロ意識が大阪城の石垣のように高く、しっかりしている理由はここにある。若い時期に勝負をかけた結果、世間のしょっぱさを知ってる人が圧倒的に多いのだ。映像の仕事をするようになって以降、雑誌系の人間もソフトにしっかりしてきたけど、根っこには楽して稼ぎたい精神があるもの。パチンコ・パチスロを打っておしゃべりしただけで(ヤング巨砲の時代は原稿書くだけで)お金がもらえるなんてマンモス・ラッキーみたいな。まあ、中には努力してると主張する人もいるだろうけど、はっきり言おう。オデたちの努力って寝る時も一本足だった王選手のそれを100としたら0.1だからな

 

 

  今も広島の事務所に所属してるんだよね。ということはDMMから事務所に果生梨ちゃん来てよ! って連絡がくるの

担当A 流れとしてはそうですね。

「実際はわたし自身が直接やりとりすることも多いんですけど」

 

  どういう取り分になってるかは知らないけど、カタチとしては間に入るところがひとつ多い分、ギャラは減るわけじゃないですか。

「周りにはもう何回もやめれば~って言われたんですけど。損しかしないじゃんって」

 

  何でヤメないの。実入りは事務所をヤメた方がいいわけじゃん。

「それはそうなんですけど、迷惑かけたなって気持ちもすごく大きかったんで。我ながらホント、クズだったんですよ。だから(辞めてない)」

 

  律義! さすがやまのチルドレン

「そうですかね? 自分では適当だと思ってるんですけど。10年間しっかりした人になりたいって思ってやってきたのでそう言われるのはうれしいです」

 

  目標が抽象的(笑)。10年間かけて目標は達成できたの

「それがあんまり変わってないような。いまだに周りの人にもしっかりしろってよく言われますし(笑)。でも、振り返るとめちゃくちゃ恵まれてたなとはすごい思います。正直、女性だから仕事をいただけてた時期もあったと思うんですよ。ぱちタウンのお仕事でも女性の来店企画と男性の企画を比べると、どうみても男性の方が大変そうじゃないですか。お仕事をいただけたこともそうだし、キングをはじめとしたスタッフさんにもわたしは10年間ホントに恵まれてきたなって」

 

 

 

 

 エラい! ウルトラ稼ぐとなると話しはまた違ってくるけど、そこそこ稼ぐだけならこの業界、圧倒的に女性の方が恵まれてるのはこの星に住む誰もが理解している。にもかかわらず巨砲スモールデータでは女性ライターって喉元にナイフを突きつけられでもしない限り「自分が恵まれてる」って言わないのだ。むしろ「こう見えても苦労してる」って言い張るというか、本気でそう思ってる。おそらくヘレン・ケラ-を前にしてもあいつら迷わず「苦労した」って言うよ。仕事なんだから苦労して当たり前なんだよ、バーカ! 今後のライター生活が若干やり辛くなったような気もするが、巨砲選手はF〇CKをさせてくれない女には甘くないのだ

 

 

 ルサンチマンが過ぎた……とにかく果生梨ちゃん、そりゃ仕事くるわ。もし、地球が滅亡するときは脱出用の宇宙船に優先的に乗せてあげるからね。オデも感謝の気持ちを忘れずに生きていこうとその瞬間は強く思ったもの。まあ、テープ起こしするまですっかり忘れてたけど

 

 

  そろそろまとめに入るよ。じゃあ、今みたいにある程度の仕事があって、それをやっつけていくうちに毎日が流れていくのが理想。

「そうですね。ひとつひとつの仕事をしっかりやって、お客様に満足していただいて、よし明日も頑張ろうってくらいのペースが合ってると思います」

 

  しっかりするのが目標って言ってたけど十分過ぎるほどしっかりしてると思いますよ。新たな目標みたいなものはないの。

「バーンと人気が出たら落ちるのも急じゃないですか。だからぱちタウンのゆるキャラ的なポジション、ああ、あの子何かいつもいるなぁって感じになりたい。細く長くいきたいですね

 

   割と堅実な面もあるんだ。ということはお金貯めてる

「貯金はしてます! めちゃくちゃ貯めてます!

 

 

  今日一番、いい声が出たね。ちなみに細く長くって何歳くらいまでイメージしてるの。

「パチンコの仕事があるかぎり、今の感じでずっとやれるといいなって」

 

  えっ、そこまでこの業界に身を捧げてるの? もし、パチンコの仕事がなくなったら

茶道をやってたんで先生になってお茶会を開こうかなとか、美容の仕事もいいかなとか、そんなことはぼんやり考えてますね」

 

  なるほど、巨砲のようにパチンコがなくなったらギャンブルが合法の国に亡命するみたいな感じではないのね。あと、タレントじゃなくても平気なんだ。

「そうですね。今の仕事はやりたくてやってるんですけど、なくなったらそれはそれで楽しんでいけるかなってのはありますね。とにかく日々を楽しく、ストレスなく生きていきたい気持ちが強いんで」

 

  気持ちよく生きられるかどうかが大きな行動原理なのか。今日は知らないオッサンと話してストレスだった

「アハハハハ!」

 

  否定しろよ

「いや、楽しかったです」

 

 

 

お気遣いありがとう。家に帰ったらいつもより大目にお風呂にバブを入れることを許すよ

 

 

 

 果生梨編   

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