水のルージュ

　セブ島で生活していて最も不安を感じるのは水です。いや、田中社長が水道水を飲んで三日三晩熱に浮かされ、数ヵ月に渡りトイレでビチグソロックを歌う羽目になったという、どう考えても病気だろう、アメーバ赤痢だろうみたいな話を聞かされてから私の不安は恐怖に格上げ。発展途上国の水道水を飲むという行為はそれなりの勇気と覚悟が必要になるのです。

※特に不安なのがマンションのプール。幼い子供が多いとションベン汚染水の可能性がグンと高まります。

　その点、日本の水道水は普通に飲めるので不安も恐怖もありません。むしろ、東京は水道水をペットボトルで販売しているくらいですから美味いまである。発展途上国で暮らしているからこそ分かる日本の水の素晴らしさなのですが、たったひとつ不安があるとすればそれはキャバ嬢。一発ヤレると踏んだキャバ嬢にバンバン金を突っ込んでディープキスすらさせてもらえなかったという話はよく聞きますので、水は水でもやはり水商売には注意が必要なのかなと思います。

※安心してください、セブ島では童貞です。

　セブ島で暮らしているときはうがいをするのも、パスタを茹でるのも、食器を洗うのもすべてミネラルウォーター。以前、ウォーターサーバーで使う3ガロン約100円の激安水を使っていたのですが、どうやらそれは単なる蒸留水、石灰の成分が多分に含まれていると知ってからはスーパーで飲料用のミネラルウォーターを購入しています。

※6.6ℓで確か300円くらい。水とタクシーはバカみたいに安いのです。

　結局、なにが言いたいのかと言うとこちらの水道水は安全性にかなり不安があるので絶対に口に入れてはいけないということが言いたいのですが、先ほどシャワーを浴びているときにちょっと思ったのは、シャワーから出てくるお湯は水道水。となると、たとえシャワーを浴びたあとでもちょい濡れオッパイは舐めないほうがいいのかな…と、書いたところで思い出したことがひとつ。これを書いているのは水曜日の23時、今週も更新が遅れてしまった点についてはテーマがテーマだけに、どうか水に流してくださいな。

※氷も要注意。穴があいていない氷は水道水なのでガリガリやっちゃいけません。