レジェンドは半笑い
記事一覧へ公開日: 2024/02/29
ジャグラーで七万枚出して世界記録を更新したわけでなし、テマンゲリオンとかクンニクマンとかリングにぶっかけろとか、不適切にもほどがあるワードを随所に散りばめた下品なコラムを量産し文化功労者に選定されたわけでなし。さらに言うなら世間があっと驚く攻略法を発見して紫綬褒章を受章したわけでもなければ、芸術性の高い実戦動画に出演して日本アカデミー賞主演男優賞を受賞したわけでもない、言ってみればどこにでもいるしょぼくれたクソジジイをつかまえてレジェンドとは一体なにごとかと。貴様、歯を食いしばれと思うのです。
※ぼくたち、毎日、朝から晩までパチスロ打っているクソジジイです。
北里柴三郎とか湯川秀樹とか、百歩譲って湯川舞といった歴史に名を残す天才だったり、イチローとか葛西紀明とか葛西純とか、スポーツの分野でなにか偉業を成し遂げた方々だったりということなら分かるのです。そんな誰もが認めるレジェンドと、ただただライター歴が長いというだけの私を同列に扱っていいものか。いいわけないのです。この先、長く語り伝えられるであろうことはなにひとつしていない私をレジェンドライターなどと呼んでくれるな、マジ勘弁してくれませんかと先日アップされた『スマスロキングパルサー』のオール設定看破バトルの動画を手掛けた制作会社、そして来店告知のポスターを制作する代理店関係者に言いたいのです。
※中武先輩の来店告知ポスターはこの写真を使ってほしいです。
パチスロライターのレジェンドやカリスマは完全に半笑い。バカにしているまであるが私の持論というか、実際、私が動画内でレジェンドやカリスマと言うときは自嘲込みの半笑いですが、恐らく制作サイドにそうした意図はないのでしょう。とりあえずいいか、こう書いておけば本人悪い気はしないでしょみたいな軽いノリ、或いは歴の長いライターを表現するのに最も都合がいいというか、分かりやすいワードとしてレジェンドなる言葉を使っているのだと思いたいのですが、もうちょっとなにかないでしょうか。それ以外の引き出しは持っていないのでしょうかと他の共演者はさておき、断じてレジェンドなどではない私は思うのです。
※イトシンはレジェンド、若ハゲのレジェンドです。
では、なんと呼ぶのが適切なのか。個人的には加齢臭とか白髪キンタマ、老害鼻マスクあたりが適切なように思いますが、自らをレジェンドだと思っている、或いはレジェンドの意味をそもそも理解していないレジェンドライターの方にしてみれば決して気分のいいものではありませんし、最悪、もう御社とは取引しないと言うかも知れません。年金詐欺は違うし初期高齢者も違うしパラマウントベッドもちょっと違う。だったらベテランライターにしませんかというのがベテランの自覚だけはぼんやりある私からの提案です。
※プライベートでの暴れっぷりを知っているだけに、ある意味、レジェンド予備軍と言えるかも知れません。今後の動向に要注目。
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