半ギレと激ギレ

　お盆期間中は守りも守り、いつも以上に警戒しているのでスマスロという選択肢はなし、和式便所、獲得五十枚程度のバケ、弱冷房車くらい苦手なアオハルもなし。ベタピン前提で立ち回る必要があると考えているので、負けが大きくなりがちなスマスロは基本打ちません…と、書いたところですみません。スマスロに関してはお盆期間中に限らず、ほぼ打っていないことに気付きましたが、何故、ホールの推しである荒くれスマスロを打たず、いまの中武先輩くらいユルいボーナスタイプばかり打っているのかと言うと、それはボーナスタイプのマシンが好きというのがひとつ。そしてもうひとつは穏やかな気持ちで家に帰りたいからです。

※狂気とぼんやり

　基本的には最低設定でも機械割がプラスに転じる台を打っているので、二万負ければそりゃ悔しいです。単なる下振れと割り切れるイトシンみたいな人間が羨ましい、毛量はともかく大きくハマってもビクともしないあの強靭な精神力が羨ましいと思うことも四年に一度くらいありますが、実戦上、あの手のマシンに二万突っ込んで取り返せた試しはないに等しいというか、時間の制約がある来店や収録で取り返すことはほぼ不可能に近いと思うのです。

※羨ましいと思うことがもうひとつ、それは好感度の高さです。

　そう考えたら二万で半ギレ、五万でガチギレにも納得が行くのではないでしょうか。そりゃ私とてヴァルヴレイヴやチンポギアを打っていたら二万で半ギレはまずもってあり得ない。水瀬美香じゃないけど「あり得なくないですか？」です。何故なら十万突っ込んで二十万取り返す台であることを、ノリ打ち収録で負けるくせに、収録後のスマスロプライベート実戦で大勝しやがる赤坂テンパイ後輩に教えてもらったからです。

　少し前にXでこんな質問をされたのですが、ボーナスタイプで十万負けたとなると私のヒキだと取り返すのに半年くらい掛かるのでキレの度合いとしてはマックス。きっともう打つことはないので十万は手切れ金、即ち手ギレと考えるのが妥当のように思います。