
公開日: 2025/09/28
今月中旬に発症した腰痛が少し良くなったと思ったら、今度は坐骨神経痛。立っている状態だと右のケツからスネに掛けてチクチクとした痛みが走るため、朝昼晩と日に三回、ロキソニンを服用していますが、大した効果は得られず。ロキソニンを服用してもバイアグラを服用しても立っている状態を維持することは難しいためどうしたものかとほとほと困り果てております。
※ゲートが遠いときだけで構いません。使わせてはもらえないでしょうか。
休みであれば問題ないのです。座っている、或いは寝ている状態であれば右太ももの表面が熱くなったり、ピリピリと痺れたりする程度なので、キッチンに立つことを控え、座りションベンと座りシャワー、そして寝ジコリを徹底すれば別段、生活に支障を来たすようなことはないのですが、外に出るとなるとこれがなかなか難しい。どうしたって「立って歩く」は避けられませんから。
※オープニングとエンディングは座って収録します。
それでも仕事に穴を空けるわけには行かないので現場には行きます。歩いては休み、歩いては休みを繰り返し、現場に向かうのですが、問題は公共の交通機関。新幹線や飛行機と異なり山手線や大江戸線は座席が確約されていないため、座れるかどうかは完全に運任せになってしまいます。幸い、上りでなく下り、要は都心部から郊外に向かう列車に乗るケースが多いので感覚的には七割くらい座れていますが、ここで新たな問題がひとつ。それはなにかと言うとシルバーシートに座っていいのかどうかです。
※出産予定日は来月です。
中武先輩なら妊婦だとすぐに分かるので問題はありません。ただ、私の場合、見た目は健康そのものですし、カバンからぶら下げているタグも実際のそれとはちょっと違う。座っている間はずっと足をさすってみたり、限界カレーを我慢しているとき以上に辛い表情を浮かべてみたり、正直、座っているから痛くはないのですが、そうした演出を加えないと目的地まで座っていることができないというか、座っていられるだけの図太さが私にはないのです。
昨夜、新宿から六本木まで乗った大江戸線、痛みを堪え先頭で電車を待った甲斐あって辛うじてシルバーシートに座れました。いつものように足をさすっていると目の前に七十半ばくらいでしょうか、帽子を被ったバアサンがやってきて何度か咳払い。これが「譲れ」のサインであることは赤ちゃん先輩でも分かります。譲るべきか否か、数秒悩んだ結果、追撃咳払いと周囲の刺さるような視線に負けて席を譲ったのですが、きっと周囲にいたアホな乗客は知らなかったのでしょう。そのバアサンの被っていた小さめのキャップ、そして肩から掛けていたやや大きめのバッグにアンダーアーマーのマークが記されていたことを…。
※アンダーアーマーは健康の証。完全にジム帰りじゃねえかババア。
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