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塾長

#608 優しさってなにかね

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公開日: 2026/06/13

 

 ヘルニアが再発しました。前回同様、座ったり、横になったりする分には右足が少し痺れる程度なので生活に支障はきたすようなことはないのですが、概ね三分くらい立っていると右足に激痛が走るため、歩くことはもちろん、走ることもままならぬ状況。いつものように商品を抱えてレジの前を駆け抜けることもできません。完治からおよそ半年、まさかまた呪いの杖を手にする日が来るとは努々思いませんでした。

 

 

※またお世話になるとは…。

 

 

 ただ、再び杖を手にしたことで人の優しさを感じる機会は増えました。今日の収録でも撮影スタッフが椅子は用意してくれなかったけど「オープニング早めに終わらせましょう」と言ってくれたり、肩は貸してくれないけど「大丈夫?」と中武先輩が声を掛けてくれたり、いつもはハワイ味のモンスターを二本おねだりするアホなキャメラマンが一本で勘弁してくれたり、山本コーラ先輩が「こないだおごってもらったから」とチャーシュー麺をおごってくれたり、これが俗に言う優しさ紙芝居、そして誰もが主人公なのかどうかはさておき、恐らく気遣ってくれている、或いは気遣っているフリをしてくれているであろうことはそれとなく分かります。

 

 

※先輩方は優しかった。

 

 

 明日は群馬県太田市で収録があります。家から浅草駅まではタクシー、浅草駅からはりょうもう号なら乗り換えなしで太田駅まで行けると聞いて「じゃあ、大丈夫か」と思った健康と元気だけが取り柄で想像力にやや乏しい方々、残念ながらそれは違います。先にも申し上げたように歩行はおろか、立っていることすらままならぬ状況ですのでそこに腰を下ろすベンチがなければ地獄、駅構内を歩くにしても車椅子がなければ電気椅子に勝るとも劣らぬ地獄が待っているのです。

 

 

※古事記演者みたいに欲しいものリスト作ろうかな。

 

 

 どうしたものかと思案を巡らせていると、ふと明日のアテンド兼キャメラマンが私の家のそばに住んでいることを思い出しました。機材があるので現地には車で向かうはず。これは乗せてもらうまたとないチャンスではないかとラインでやりとりしたものがこちらです。

 

 

 

 

 この流れからすると、今日は前乗りの予定だったけれど一旦家に帰って、明朝、私を車に乗せて現地に向かってくれるだろう…と、期待してよさそうなものですが、いやはや、優しさの物差しは人それぞれ。まさかこの手の優しさが返ってくるとは思いませんでした。

 

 

 

著者:塾長

必勝ガイド所属。 超人気連載「毒嫁喰ら わば下皿まで」でおなじみの人気ライター。音楽にも造詣が深い 猪木信者。

 

■ X:@jukucho777

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