公開日: 2026/08/31
たとえばハンバーグ、原材料に宮崎牛100%の挽肉を使用していると言われれば、バカ舌で美味いのか不味いのか、よく分からなくてもとりあえず「美味い」と言っておくのが正解だと考える方は多いのではないでしょうか。ええ、分かります、分かります。違いの分かるヤツだと思われたい気持ちは痛いほどよく分かりますので、私も皆様と同じく「美味い」と言う、或いは黙って上を向いてグランメゾン東京のスーシェフであるかのような振る舞いをするはずですが、私は人を見たら猟奇殺人犯だと思え、幼い頃からそう両親に教えられたので半信半疑。頭の片隅にはいつもミートホープ社の田中社長がいます。ちなみに、この世の中で最も好きな食べ物はハンバーグ、この世で最も尊敬する人はハンバーグ師匠だというぱちタウンの元専属嬢は舌だけでなく頭も悪いようで、以前、挽肉を「ばんにく」と読みました。

※アメリカ産プライムビーフと言われても熟成したら正直分からない。しなくても分からないが。
高級店であれば大丈夫だろう。パチスロ必勝ガイドでなくミシュランガイドに名を連ねるような名店であれば確かにその確率は高くなるでしょうが、喉元過ぎれば熱さ忘れるとはよく言ったものです。きっと多くの方は、但馬牛や三田牛と銘打った贈答用商品に九州産の牛肉を使うよう指示していた船場吉兆のささやき女将をお忘れなのでしょう。価格設定や店の格式、食べログ高評価(半笑い)といった要素に関係なく産地偽装の可能性は常にあり、死ぬ前に食べたいものとしてキャベツ太郎を挙げる私みたいなバカ舌はその真偽を見抜くことなどできようはずもないのです。
※産地がテルアビブとかガザ地区とかアダ地区の可能性はないのでしょうか。
先日、痛風を患う古い知り合いとブランド牛を提供する高級焼肉店で会食しました。お互い年齢も年齢だし、方や痛風だし、方やプチダイエット中だし、キレイなサシが入った脂身の多い肉はあの世で致死量食べようということで赤身肉を中心にオーダーしたのですが、その知り合いというのが私以上に疑り深い野郎でして、宮崎牛のロースが運ばれてくるや否や皿に盛られた肉をガン見、店員をガン見と、産地偽装を疑っていることは七輪の火を見るより明らか。私もそちら側の人間なので疑う気持ちは分からなくもありません。ただ、ムショから出てきたばかりの人と同じ速度でガツガツ肉を食らい、生ビールの大ジョッキを次々空にしていく彼を見ているとこうも思うのです。痛風のお前がまず気にしなければならないのは産地でなく尿酸値だろうよと。

※知らないだけでこれまでたくさん産地偽装食品を食わされているのだろうなと思います。知らぬが仏とはよく言ったものです。
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