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パチンコ・パチスロブログ

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レ・ミゼラブル

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公開日: 2016/03/23

 二日ないし三日凹んだ台なら、そろそろ設定を上げてもいい頃合いじゃないか。人情味のある店長なら6とは言わないまでも4くらいにはしてくれるんじゃないか。以前はそんなことを考えながら朝イチの台を選んでいたのですが、これがことごとく裏目に出ましてね。パチ屋と銀行に人情など期待してはいけません。彼らにいつくしむ心や思い遣りなどありません。無情も無情、アンルイスじゃないけれど、ああ無情です。

 

 仮にもし、俺が1000台クラスの大型店の店長だったとしましょう。閉店後にすべてのパチスロ台のドアを開けて設定変更するのはとても大変な作業だし、ぶっちゃけメンドクセエです。そんなことしている時間があるなら早く帰って一杯やりたい、ブスな奥さんと一発やりたいと思うはずです。だから看板機種だけちょこちょこっと設定をいじって、あとは全台据え置き。仕事場に長居したくないと考えるのは、なにも役所に限った話じゃないと思うのです。

 

 この日、私が選んだ一台は前日バカみたいに出ていた沖ドキ。据え置き狙いとリセット狙い、双方を考えた上でチョイスしたのですが、やはりそう上手く事は運ばぬようで、比較的浅いゲーム数でチョイチョイ当たるものの、当っては飲まれ、当っては飲まれの繰り返しで、どうにもしっくりきません。

 据え置きなのか、変更なのか。それとも台の扉と夏の扉を開けただけなのか。そのあたりがまるで見えぬまま迎えた5回目の初当りでようやく天国に上がって、松田聖子が天国のキッスを歌い始めたのですが、まさかまさかの3連終了。手元に残ったコインが500枚にも満たぬコインを見てキレました。五島のキレ打ちが始まりました。

 もうスロはダメだ。取り返すにはパチンコしかなかろうと牙狼の適当な空き台に着席。キレ打ちですから、回りにはまるで期待していなかったのですが、これが意外や意外、前日1回しか当たっていなかったからか、千円で21くらい回りましてね。店長の人情をひしひしと感じながらバカみたいに突っ込んだ結果、こうなりました。

もっとも、いくら人情味に溢れる店長が回る台に仕上げてくれても当る、当らないは台次第。機械に人情など端から期待しちゃいけないのです。はい、おしまい。

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