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塾長

皆様の期待に応えたい

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公開日: 2017/06/30

 皆様が俺に何を期待しているかは分かっています。嵐君のような懇切丁寧な機種解説でもなければ、自らの懐が1ミリも潤わぬ万枚報告でもない。二万負けでくよくよしていた自分がアホらしく思えてくるような豪快な負け。そう、遺書をしたためていた手がピタリと止まるような豪快な負けです。

 

 ただ、勝負は時の運。いくら俺が設定1の指定台を打って負けようと思っても、この右腕がそれを許してくれないケースはあります。無論、その頻度はかなり低い。たとえるなら大怪我して大学病院に運ばれたら、出てきた医師が殺人医師スティーブ・ウィリアムスだった。それくらい稀ですが、とにかくいくら俺が負けを望んでも、相手が機械である以上そうならないケースはあるのです。

 この日は新しい攻殻機動隊を初打ちしました。ゲーム性はもとより、SACの意味すら分からぬ状態、いや、白状するとSACはずっとコンドームのことだと思っていましたから知識はないに等しい状態で打っていたのですが、もしかするとそれが功を奏したのかも知れません。中段チェリーを引いて100G乗せると立て続けにバケ。いい流れを台無しにしやがるクソバケはハリウッドも俺も基本認めませんが、どうやら攻殻機動隊のバケは偉いバケとのこと。ツイッターでフォロワーさんに指摘されて気付きましたというのは、すんません嘘です。それくらいは知っていました。

 とはいえ、新基準機ですから出玉増加スピードは銚子電鉄のそれよりも遅いです。手トリスでびしょびしょに濡れた手で濡れせんべいを食べていたら1600枚強の獲得で終わってしまったのですが、その直後に引いたART中に再び中段チェリーで300G乗せ。もうこうなるとパーティー以外のなにものでもありません。沢口靖子を呼んでリッツパーティーをやらなければなりません。

 結果、このARTは1500枚程度で終了。トータルで約2500枚のプラスと聞けば、皆様にしてみればメシマズ以外のなにものでもないわけですが、そこは俺もちゃんと考えていますからご安心あれ。今回はお店のコインを借りて実戦するデモ遊技。勝ちも負けもありませんから俺にしてみればクソッタレですが、皆様にしてみれば期待通りということになりましょう。はい、おしまい。

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