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パチンコ・パチスロブログ

塾長

負けは負け

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公開日: 2017/07/05

 この仕事に携わっていると今日はレアなリーチ目を拝めたから負けたけど精神的収支はプラスだとか、ウィスパー超すっきりスリムよりも薄いところを引いて負けたから気持ち的には大勝ちだとかいう話をよく聞きます。総理府の調査によると、コアな打ち手であればあるほどその手の話をしたがる傾向にあるようですが、俺に言わせればお前はバカか、バカボンかと。かもめはかもめ、負けは負け、どうあってもひっくり返るものではないのです。

 

 ただ、俺もスロ打ちなので、その気持ちは分からなくはありません。現実的な話をすると、バーサスで予告音が鳴ったとき右リールから止めて下段に赤7が止まれば、たとえその日負けたとしても少しは得した気分になりますし、また初代クン肉マンやリングにぶっかけろといったレア台が設置してあれば、設定はもとより勝敗も度外視して打つでしょうから、そういう感覚はあっていいと思うのですが、少なくとも俺はスロを打つ上で負けより悔しいものはありません。出玉以外のサムシングで負けを勝ちに脳内変換することなどできようはずもないのです。

 

 久々に打ったモンキーターンⅡがまさにそれでした。懐古というにはまだ新しいのですが、基本、俺は記憶を失くすことが多いというか、人生の半分くらい記憶を失くしているのでリリースから半年もたてば懐かしい部類に入ります。ちょっとだけ、ちょっとだけよと加藤茶よろしく軽い気持ちで打ち始めたのが今思えば失敗も失敗、大失敗でした。

 次のゾーンまで、次のゾーンまでとバカ丸出し、チンコ丸出しで打ち続けた結果、ハマって単発、ハマって2連、ハマって2連とまるでいいところなし。青島との対決演出を拝めたのは素直に嬉しいですが、だからといって俺の貴重な5万が戻ってくるわけではありません。負けは負けであり、クソッタレであり、最終的には中古台の価格を調べようとなるわけです。

 ただ、現在入手困難と言われるカールを端玉で取れたとき、今日の負けが勝ちになることはないけど、チャラくらいにならしてやってもいいかなとは思いました。

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