ハガキ
記事一覧へ公開日: 2017/09/08
先日、パニックセブンで連載していた「パチスロで家族を養う男」が終了しました。マッパチ、パチラッチに続いてまたひとつパニックを代表する長期連載が終わってしまい、イチ読者としてはちょっと寂しいなと思うわけですが、これも時代の流れなのでしょう。とりあえず、お疲れ様でした。
作者の星野誠一とは学年ひとつ違いということもあり、今でも割と仲良くさせてもらっています。正直言って、ビタ押しはさほど上手くないし、画力もいまひとつだし、酔ってすぐ泣くし。チンポがデカイ以外にこれといった取柄のない冴えない男ですが、よくよく考えてみたらチンポがデカイは何にも勝る男の勲章。チンポの大きさで勝てなければたとえスロの収支や知識量で勝ったとしても男としては負けているような気がします。ちなみに、私が実際に見た中でこの人はデカイと思ったのは星野誠一とアニマルかつみ先生、そしてエブリィ先生。必勝本の大和君も相当デカイ、サイコガンをぶらさげていると聞いていますので今度見せてもらおうと思います。
さて、足かけ15年の長期連載です。俺も何度か漫画に出させてもらったことがあるのでお疲れ様の意味合いも込めてツイッターに連載が終わった旨書き込んだところ「残念」とか「なんで終わるんだ」とか、結構な反響がありました。本人のやる気なのか、それとも読者の人気なのか、連載が終わった本当の理由は分かりかねますが、やはり15年間読み続けていたものが突然無くなるというのはショックなのでしょう。古くからの読者ならなおさらかも知れません。
これは以前、どこかでも書きましたが、雑誌の連載が続くか否かは読者様が出すアンケートハガキだけで決まると言っても決して過言ではありません。長くやっているからといって安泰だと思ったら大間違い。どんなに支持されていても、どんなに面白くてもハガキの人気がなければすぐに終わります。逆にクソみたいにつまらない連載でもハガキの人気さえあれば22世紀まで続きます。実際にどれくらいの数のハガキが毎月編集部に送られてくるのかは知りませんが、基本、ハガキを出さない読者の意見は反映されないと思って頂いて差し支えありません。
ただ、ほとんどの方はハガキなど出しませんし、そういう基準で連載が続くか否かが決まることも知らないと思います。事実、俺もつい最近知りました。だから、この人の漫画や文章が好きで星野誠一のチンポより長く読みたいと思ったら、多少面倒でもハガキを出してやってください。無論、甘やかす必要はありませんから面白かったら○を、つまらなかったら×をつけて出せばいいのです。そうすれば少なくともあなたにとって買って読む価値のある雑誌なり漫画なりにはなると思うので。はい、おしまい。
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