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パチンコ・パチスロブログ

塾長

公開日: 2017/11/24

 こう見えて嗅覚は割と鋭いほうだと思います。出る台と出し方はサッパリ分からなくても、出す店は佇まいでそれとなく分かりますし、逆に出さない店や出ない店、出させてくれない女などはひと目見て分かります。鼻が利くとでも申しましょうか。とにかく俺の嗅覚は刑事犬カール以上だと思っていただいて差し支えありません。

 

 この日は朝イチの時点で危ないなと感じました。同行したディレクターは「いや、今日は強い日ですから」と言っていましたが、繁華街のこじんまりした店だし、膝の出たスウェットを穿いたノリ打ち軍団はいないし、さらに言うなら並んでいる方々の大半は人生の大先輩。俺が死ぬほど憧れている年金暮らしをしていると推察される方々ですから、これはもう鼻の利かない打ち手でもこう考えます。あっても設定4、大半は設定1だろうなと。

 

 こういうときは守りに徹します。負けを最小限に抑える立ち回りをしようといったわけで、ジャグラーとバジ絆に流れていく客を横目にバーサスのカド台を確保。チェリーとスイカ、そして床に落ちたコインに目を光らせながらプレイに興じていたのですが、やはり私の目に狂いはありませんでした。ビッグを引いても次のボーナスに繋がらず、バケを引いてもすぐ飲まれ、開始から3時間半は買い足し率100%。もう完全に諦めました。買い足し100%はアキラメ100%。フルチンでトレンチを買いに走ろうかとかなり本気で考えました。

 

※涙で写真がぼやけて見えます。

 

 それでも我慢しました。他の機種に移動したら恐らくは阿鼻叫喚の地獄絵図との予想はあながち間違っていなかったようで、午後からフラリ顔を出したスロニートも「鬼ヤバいっすね、マジ卍」を繰り返すばかり。他機種がまるで出ていないとなると、ここはいつか必ずやって来るであろうビッグの塊をじっと待つのが正解でしょう。

 

※涙で写真がぼやけて見えます。

 

 鼻が効く人間で良かった。このときばかりはそう思いましたが、下にある写真をご覧になればお分かりのように、負けにくいとされるバーサスの推定設定1に軽く鼻先であしらわれ、結果的に大4枚の小3枚。下皿がコインで埋め尽くされる瞬間をこの両の眼で見てから帰ろうとも思ったのですが、如何せん、所持金は小銭を残すのみ。これではいくら鼻が利いたところでおハナしになりませんし、ぶっちゃけ、鼻血も出ません。はい、おしまい。

 

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