押忍!番長A
大都技研
パチンコ・パチスロブログ
公開日: 2018/05/03
長く生きていると知らなければ良かったということが多々あります。父親が財布にコンドームを忍ばせていたことを知ったときもそうですし、ヅラ疑惑のあった取引先の部長が実はミリオンヘアであることを額から流れる黒い汗で知ったときもそうです。さらに言うなら以前ここに書いた息する感覚で嘘をつくアバズレの浮気相手が俺の知り合いだったことを知ったときもそうでした。パッと思いついただけでもこれくらいはすぐ出てくるのですから、知らなければ良かったと思うことは枚挙に暇がありません。
先日、来店取材で訪れたとある地方のホールもそうでした。優良店であることは予め知っていたので、年明けまでブン回す気でいたら何故か店前には黒山の人だかり。顔見知りの常連から今日は年イチの激アツ日であること、抽選次第だが2台しかない不二子を打つのは至難の業であること、そして最初の台選びで躓いたら高確率で負けることなどを訊いたとき、そんなこと知らなければ良かった、いや、余計なこと言って俺のテンションを下げるんじゃないよバカ野郎と正直思いました。
案の定、抽選のヒキが悪く2台ある不二子はどちらも取れませんでした。ただ、どうしても打ちたかったので空き台になったときすぐに取れるようにと不二子の隣にある番長Aに座り「早くやめろバカ」と念じながら、小林念じながら惰性の番長をチンタラ回していたら、どういうわけか出てくるのは白バケばかり。しかも、あくまでも体感レベルではありますが、全消灯弁当箱もバンバン落ちる。まだ確定画面こそ出ないものの、台が高設定であることを強く主張してくるのです。
ただ、そうは言っても出玉がまったく伴わないのですから、これは知らなければいいことであり、まるで必要のない情報。いや、最終的にかなり小役を取りこぼしたにもかかわらず、プラス200円まで持ち直したので恐らく設定2くらいはあったかも知れないというか、このまま帰れば俺の心の中で永遠に設定2として生き続けるはずでしたが、実戦終了の挨拶をするため伺った事務所で店長に「設定6なのにサッパリでしたね」と言われたら誰だってこう思います。知らなければ良かったと。はい、おしまい。
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