シンソウ（坂上）2日目の絆2で大爆発

　基本、ホールには重役出勤。仕事以外で開店待ちの列に並ぶことはまずもってあり得ません。イスラム教のスンニ派がクンニ派に名前を変えるくらいあり得ない話ですが、前評判の高い最新台を打つとなるとそういうわけにも行きません。いつもより早く起きてシャワーを浴びてコロンを叩き、ウィンクの淋しい熱帯魚を歌いながら自転車でホールに向かったら開店2分前でした。

　狙い台はバジ絆2。これまで散々酷評してきた6号機を、2分とはいえ並んで打つことが果たして私らしいのか、らしくないのかと聞かれればどう考えてもらしくないし、似合う、似合わないで言ったらビジネスをまったくしていない小学生のビジネスクラスくらい似合わないのですが、もういい加減、皆様も私のディスクアップ実戦は飽きたのではないかと思いまして、最新台にチャレンジすることとなりました。要は読者様ファースト。私は他のブロガーと違っていつも自分のことより読者様のことを考えているのです。

　ゲーム性は前作とほぼ同じ。このとっつきやすさが絆を選択した理由のひとつでもあります。実際、巻物や強チェを引いてBC、そしてBTという通常時の流れは前作と同じですし、随所に設定示唆やモード示唆が散りばめられている点も同じですし、駿府城に行けばほぼBTが約束される点も同じ。さらに言うならBTがしっかり単発で終わりやがる点も同じで、思わず「クソがっ」との言葉が口を衝いて出てきてしまいましたが、この点に関しては私らしいと言えます。

　東京事変、いや満臭事変を遥かに上回る大事変が起こったのは2回目のBT中でした。ちょいちょい宇宙人にさらわれているのであまりよく覚えていないのですが、確か追想前に朧が出てきて男なのに玉を2個以上貯めたら祝言に突入しまして、それが相次ぐBC当選でかなり長いこと継続。気づいたらまだストックが残っているはずなのに、液晶画面に小さく「エンディングまで残りあと6G」と表示されまして、怒りのエンディングとなったわけでございます。

　塾長らしくない。そんな声がEC加盟国のみならず宇宙からも聞こえてきそうですが、トランキーロ、あっせんなよ。その後、置きに行ったはずのディスクアップで痛恨のバケ地獄を食らって絆で得た2千枚強のコインは全飲まれ。図らずも、最後の最後に自分らしさを貫くことができたわけです。