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塾長

汁男優の憂鬱

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公開日: 2020/05/28

 地元のパチ屋が営業しています。理由はどうあれ、店を開けているということはスケが股を開いて手招きしているのと同じことですから、男たるもの突撃して然るべきなのですが、残念ながらまだ突撃できていません。出番を待つ汁男優のようにパンツの中に手を突っ込んでモゾモゾやっている状態です。

 

 

 

 

 要因はいくつか考えられます。ひとつは都の休業要請が解除されていないから堂々と打ちに行けないという点。無論、緊急事態宣言は解除されたので打ちに行くこと自体は特に問題ないというか、打ちに行ってなにが悪いって話なのですが、やはりなにかこう、後ろめたい気持ちがないと言えば嘘になります。だって仮にもし、私が帽子にマスクにサングラス、これからコンビニでも襲いに行くのかよって格好でこっそり打ちに行ったとします。そしたらホールに張り込んでいた写写丸に運悪く激写されて、それがSNSで拡散されて、最終的にフルスロにまとめられてパチンコ、パチスロを快く思わない人たち、言い換えるなら議論しても一生分かり合えない人たちに怒られる可能性があるわけじゃないですか。私は他人にどう思われても構わないし、こちらに非がない以上は突っぱねればいいだけの話なのですが、そうは言っても50歳を過ぎたいい大人が怒られている絵面はあまり格好のいいものではありません。

 

 もうひとつはホールと打ち手の関係性。ホールがどんな思いで店を閉めていたか。それを知っているだけにきっとベタピン営業でも納得してしまうだろうし、大負けしてもご祝儀だからいいよ、いいよみたいな感じになってしまうと思うのです。もちのロンハーマン、長く休業していたホールに対してお疲れ様でした、がんばりましたね、よく耐えましたねと声を掛けたい気持ちは人並み以上にあります。でも、よくよく考えてみたら、それってちょっと気持ち悪いなと他人はどうあれ、私は思うのです。

 

 そういう関係性ってイチ業界人としてではなく、イチプレイヤーとして見た場合、不健全なようにも思えるのです。大負けした際に「クソッタレ、二度とくるかこの野郎」がスッと出てくるのが健全な関係性だと考えているので、私はもうちょっとだけパンツの中に手を突っ込んでモゾモゾやっていようと思います。

 

 

 

 

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