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塾長

エナ野郎、その後

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公開日: 2021/02/12

 もう7年になるでしょうか。月末売りのパチスロ必勝ガイドで「四十六の手習い」という二頁の連載企画を書いています。端的に言うと、パチスロ以外にこれといった趣味がないオッサンの趣味探し。これまでそば打ちにキャンプにステーキに親孝行、浅草のストリップ劇場に突撃したこともあります。パチスロ攻略誌でパチスロとまったく関係のない話を書くことにまるで罪悪感がないのは、この日常9割、パチスロ1割のクソコラムを長く読んでいる方ならお分かりのはず。そもそもパチスロのことを書くのは苦手なのです。

 

 

 

 

 

 

 現在発売されているガイド3月号のテーマはハイエナ。以前、後輩の女性ライターに収録で思い切りエナられたことを機に、エナとはどういうものなのか、エナで得た収入は税務申告しているのか、エナって殺されかけたことはないのかなど、様々な疑問が湧いてきたので、それならエナのスペシャリスト、マセキ芸能者のお笑い芸人、あきげん秋山君に色々教えてもらうということになり、一月の中旬、人生初のエナ実戦に出掛けました。

 

 

 

 

 私がエナに抱いているイメージはエロビデオに出てくる悪い友人。新婚家庭に招かれた旦那の友人がキッチンで料理をする奥様のハマグリを触り、最終的には旦那に許可なく発射、そして完結しやがるハマグリ泥棒とのイメージで、その間、旦那はリビングのソファで酔い潰れています。この表現が的確かどうかはさておき、あまりいいイメージを抱いていないのは確かであり、息子には常々、ああいう大人には絶対になるなと言って聞かせています。

 

 

 

 

 エナはホールにいる大半の時間をウォーキングに費やします。感覚的には歩き9割、打ち1割。無論、足腰を鍛えるため、ひいては健康になるためホールに行くわけではないので歩いている間は常に空き台のデータをチェックしたり、やめそうな客の動向に目を光らせたり、5千円で抜いてくれるという幻の歯抜けババアを探したりしなければなりません。ホールにいる間はただただ負けた人が座る壁際の椅子で時間を過ごしていると思っていただけに、これは少し意外でした。

 

 

※秋山君に「足りない」と言われ断念

 

 

結果から言うと、私はエナをするには至らず。その最大の理由はGⅠのカド台を打っていた中年男性の後ろを通るたび、キッと睨まれたからです。あんな恐い顔で睨まれたら普通はビビってなにもできなくなると思うのですが、太っていると鈍感なのでしょう。秋山君は意に介せずといった感じでバンバンエナっていました。

 

 

 

 

それからしばらく経って秋山君から送られてきたラインがこちら。まさか件の中年男性が私の連載を読んでいるとは夢にも思いませんでしたが、それ以上に驚いたのは秋山君のハートの強さです。エナられるかも知れない側、言うなれば獲物と普通に会話できるくらいのハートの強さがないと、エナなんてやってらんねえってことなのでしょう。知らんけど。

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