尊敬する大先輩
記事一覧へ公開日: 2021/10/28
『ヤングちゃん、寝る』をよく観ます。その理由は実戦番組ではないという点がひとつ、そしてもうひとつは一本あたりの時間が10~15分と短い上、トークメインのラジオ仕立ての番組なので作業をしながら観たり、聴いたりするにはちょうどいいからです。ブスな嫁との夜の営みはもはや作業ですから、そういうときは腰を前後に振りながら嫁の顔でなくスマホの画面をガッツリ観る。さすれば中折れはしないと思います。とりあえずヤングはヤングですし。
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さて、そのヤングさんは尊敬できる数少ない先輩のひとりです。とは言え、私が尊敬しているのは業界歴が無駄に長いとか、ずっとウォーズマンみたいなヘアスタイルをしているとか、ケバブ(主食)の食べ方がとにかく汚いとか、そういうところではありません。業界で唯一私におごってくれる年上の先輩だから尊敬しているのです。ちなみに、もうひとつ尊敬できるところがありまして、それはなにかと言うと木村拓哉とかなり近いテレビ関係者と親友だという点なのですが、それをヤングさんに言うと必ず「俺の人間性と関係ないやろ!」と返されます。
※フリテンリーチをかけ、ロンしてしまったヤングさんです。
先日、ヤングさんの事務所で賭け麻雀(賭けるのはプライド)をやることになりました。メンツが集まるまで1時間ほどあったのでメシに誘われたのですが、この日は日曜日とあってヤングさんとズブズブ関係にあるケバブ屋は定休日。どこに連れて行ってくれるのかと楽しみにしていたところ、どういうわけか超高級トンカツをご馳走してくれると言うのです。もしかすると、私が方々で「ヤングさんはおごってくれる、尊敬できる」と触れ回っているのをどこかで聞きつけ、それに気をよくした可能性も充分考えられます。
※主食なのだから会社で買い取ればいいのにと思わずにいられません。
店に向かう道中、そのトンカツ屋が如何に凄いか、如何に美味いかをとくとくと説明するヤングさん。それに対して「なるほど」と相槌を打ちながら右から左に聞き流す私。そんなやりとりをしながら15分くらい歩いたでしょうか。ヤングさんが「あそこ、あそこ」と指差した先には超高級とんかつ店があったのですが、雰囲気から察するにどうも営業している風ではない。それもそのはず、この日は定休日。結局、そこからさらに10分くらい歩いたところにある「やまぐち」という店の超激ウマラーメンをご馳走になり、私にとっては生涯忘れられぬ味となったのですが、とんかつ屋が休みだと分かったときの、ヤングさんの少し安堵したような表情も、aikoじゃないけど生涯忘れることはないでしょう。
…と、いうことで今回はこのへんでお別れでございます。ありがとうございました、失礼します。
※ヤングさん、マジで美味かったです。ごちそうさまでした。またおごってください。高級トンカツのあとで構わないので。
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