選ぶことが超苦手
記事一覧へ公開日: 2022/04/14
たとえばモンブランとミルフィーユがいくつかあって、どれかひとつ選んでくださいと言われたとしましょう。私の場合、クリは苦手でも栗は大好きなので秒でモンブランを選択したいところですが、私がモンブランを選択することによって他のモンブランを食べたい人が食べられなくなってしまう可能性があります。基本、他人に興味はないし、誰に嫌われても構わないと思って生きているので、ここでモンブランを選んだとしても特にその後の活動に影響を与えるようなことはないのですが、自分が先に選ぶことで浅ましい人間だと思われることだけは避けたい。だからこういう場面ではいつも思うのです。俺に選ばせるんじゃないよ、お前が決めろよと。
※選択肢にパンケーキがあれば即決。パンケーキ食べたい、パンケーキ食べたい、蒲田は地獄。
また、モンブランの例とは少し異なりますが、私は基本的に選択するということが嫌いなのでパチスロの択勝負なども苦手です。右中左か、中左右か、順押しか。なにを選択したところで別段誰に何を言われるわけではないし、成功すれば自分で掴み取った感が味わえるので前向きな打ち手にしてみれば、こうしたゲーム性はむしろ大歓迎なのでしょうが、私はかなり後ろ向きなので失敗した際の責任を取りたくないというか、台に責任を押し付けたいので、プレイ中に押し順の選択を迫られるといつも思うのです。俺に選ばせるんじゃないよ、お前が決めろよ、文句言わないからと。
※少年のように選べないから全部という考えもあります。人としてどうかとは思うけど。
これ以外にもコース料理の最後のデザートを選んだり、プレゼントを選んだり、フォアボールを選んだり、スケベ屋のHPを見て派遣射員を選んだり、いや、派遣射員だけは絶対に選ばせて欲しいのですが、とにかく選ぶ、選択するということがあまり得意ではないからいつもカド台に座って負けているのかも知れません。
最近、マスクを着用せずに歩いている人をたまに見掛けます。その人と話すわけでも熱いベーゼを交わすわけでもないので私はなんとも思いませんが、それを見た人は概ね怪訝な表情を浮かべています。とは言えマスクを着用しなかったところでなにかしら罰則があるわけでなし。着用する、しないは各々の判断に委ねられています。では今後、コロナが落ち着いたときに我々はどうすればいいのか。恐らくほとんどの国民がこう思っているのではないでしょうか。俺たちに選ばせるんじゃないよ、政治が決めろよ、文句言わないからと。
※全米50州でマスク着用義務がなしになりました(公共交通機関などを除いて)。知事の判断で着用する、しないを決めてもらえるアメリカ国民が羨ましいと約一週間のノーマスク生活で思いました。
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