感受性
記事一覧へ公開日: 2022/05/21
慣れというのは恐ろしい。かつて死ぬほど泣いた戦場のピアニストも何度か観ているとまったく感動しなくなるというか「俺、涙枯れたんかな」とすら思うようになるし、北砂の由紀ちゃんにフラれて落ち込んでいるときに元気づけられたドリカムの『LOVE GOES ON…』も言葉の持つ本来の意味(愛は続く)を知った今となっては「そこまでの名盤かな、続かなかったし」とか思ってしまうし、なにかこう、歳を重ねる毎に感受性が少しずつ失われていくような気がしてならないのです。
※このケダモノ!
驚きに関しても同様です。以前であれば、この手のオブジェを見掛けたら大そう驚いて、即座にツイッターに写真をアップ。「まだ昼間ですよ」くらいのことは確実に書いたはずですが、この写真がスマホのフォルダーに何ヶ月も放置されていた点を踏まえると、やはり時間の経過とともに驚きも薄れていったと考えるのが妥当のように思います。無論、ただ単に忘れていただけの可能性なきにしもあらずですが。
※YouTubeで聴いてみてください。
マッチョドラゴンとてそうです。中古のシングルレコードにこの価格がついていると知ったときは正直ションベン漏らすくらい驚きましたし、炎上をションベンで鎮火したフェアリンの気持ちが少しだけ分かったような気がしましたが、ちょっと冷静になって考えてみたら、世の中に流通している量が圧倒的に少ないのですからこの価格は妥当と言えなくもない。多分、音楽性とか歌唱力とかそういうのはどうでもいいのです。驚いて損した。
※ナミさん、バカの臭いは感じましたが、とても人当たりのいい方でした。
つい先日、DMMぱちタウンのナミさんと共演することがありまして、事前にどういう方なのか、どこまで突っ込んでいいのか、といってもハッスルスティックの話ではないのでファンの皆様におかれましてはくれぐれも私に石を投げないようにして頂きたいのですが、とにかくリサーチしておいたほうが収録もスムーズに行くだろうと、彼女をよく知るバカの完全体に連絡してみました。
※バカボンVSバカボンの夢対決再び!
私がバカの完全体から知り得た情報は変わった人、アニヲタ、露出狂、インコかチンコか忘れたがどちらかが好き、本人に聞いたらすぐヤラせるは嘘の5点。まるで役に立たない情報というか、嫉妬を主食にしている同業者が言えば完全に悪口ですが、声のトーンですぐに冗談だと分かりましたし、そもそもバカの完全体が言うことですし、冒頭でも申し上げたように年々感受性を失いつつありますから特に驚きはしませんでした。
ただ、不景気でサラリーマンが経費で飲めなくなってとてもショックを受けていることをリーマンショックというのだと、この14年間ずっと思っていたと衝撃の告白をされたときはさすがの私も少し驚きました。
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