甘デジ
記事一覧へ公開日: 2016/12/08
液晶は今まで以上に綺麗だし、システムだって悪くはない。これまで、周期抽選を搭載してウケたパチスロは殆どないからどうなることかと思いきや、パッと見は見事に周期抽選であることを意識させないつくりになっている。
だけど。だけれども。さすがにこの出玉性能では…。
時代が時代だから仕方なし。それはわかっているのですが、だったらわざわざバジリスクシリーズとしてリリースする必要があったのかと首を傾げざるをえません。
個人的に、バジリスクというコンテンツはパチスロとともに大きくなったと思っています。もちろん元々知っていたという方もいらっしゃるでしょうけども、それは圧倒的に少数派。ほとんどの人はパチスロをキッカケにその存在を知ったのではないでしょうか。牙狼なんかもそのクチですね。
そう考えると、今までのシリーズはバジリスクだからウケたというよりも、ゲーム性や119%という機械割が魅力的だったのではないかと思うわけで、絆が現行機種トップの稼働率を誇っている今、なぜわざわざバジ3のリリースに踏み切ったのかが凡人である僕には理解できません。
もちろんメーカーも商売ですから、売れるモノを売っていかなければいけないというのは理解できます。企業として当然のことでしょう。こういう時代ですから手探り状態なのもわかります。
ただ、特段当たりが軽いわけでもなく、ちょっと頑張って連チャンさせたかと思ったら200〜300枚。それがバジリスクでいいのかと。まるで甘デジです。そう、甘デジです。…そうだ、甘デジなんだよ!
バジリスク3を甘デジとは、我ながら言い得て妙ではないですか。
ゲーム性は悪くない、むしろチャンスゾーンの期待度も丁度良いし、ART中の自力感も絶妙で、もしかしたら今までのシリーズで一番好きかもしれません。だけれども、やはり出玉性能の面で納得できない感は否めません。
しかし、甘デジを打っていると思えばなんてことはないのです。気合いを込めてレバーを叩き、ベル連させてやっと天膳を撃破したと思ったら獲得枚数はまだ60枚。そんな事態に直面しても、甘デジだと思えば納得できるでしょう。
そう、甘デジです。バジリスク3は甘デジなんです。たまに1万発超えることもあるけれど、だいたい1000発前後の出玉で終わる甘デジなんですよ。
…ま、初当りまでに毎回のように1万円くらい使う甘デジなんて、時代が時代とはいえちょっとキツすぎると思いますけどね。
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