センター試験
記事一覧へ公開日: 2017/01/15
ホテルからホールに向かうためのタクシーがつかまらず、帰りの新幹線も大幅に遅れ、ここ二日間、日本列島を襲った激しい寒波により様々な影響があったわけですが、とりあえず仕事に支障をきたすようなことはなかったのでホッとしています。
しかし、最強寒波が訪れたこの週末はセンター試験と重なっており、一生を左右するような日に運悪くこんな天候になってしまい肝を冷やした若者も多いことでしょう。思い返してみれば、センター試験の日には毎年のように寒波が訪れているような気がします。
おそらく、それは「スベらないように気をつけて」という神様からのメッセージ。足元も試験も、とにかく滑らないようにと空の上から若者たちにエールを送っているのではないでしょうか。
僕自身も、こういう日はいつもより慎重に立ち回らないといけないなというわけで朝イチはモンキーのリセットを狙ったところ、2台目でうまいこと引っかかり、さらに1台目はリセットすらかかってなかったことからこりゃ上げだぞと、上げリセに違いないぞと開店からものの数十分で高設定を意識してブン回しモードに突入したのですが、ボート超抜も弱チェ超抜もないままあっさりと384Gを抜けたもんですから、2万ほどヤラれたところで同じく朝イチリセット挙動があった吉宗極に移動しました。
すると打ち始めて数千円、200G台のゾーンでゲーム数解除からのバケ。バケは残念ですがBのゾーンなので仕方ないですし、それよりも浅いゲーム数で解除したことに胸が高まります。吉宗極は128Gを超えてしまえば大ハマリは当たり前の機種なのですが、恐らく吉宗同様、高設定ほどハマリにくくなっているはず。つまり、このゲーム数解除により高設定の可能性がグッと上がったわけです。
こうなりゃあとは出すだけ。ビッグでガンガン乗せ、期待値約1400枚といわれているATにブチ込むことができればモンキーの負債なんてあっという間、それどころか吉宗極の出玉増加速度であれば夕方までの実戦で万枚近い出玉を叩き出すことも可能でしょう。
そんなことを思いながらほくそ笑み、まずはビッグだ、それが全てのキッカケだと回し続けていると、待望の初ビッグは一向に引けず、やっと引けたと思ったらゲーム数は1400G、総投資は68000円にまで到達していました。
若者たちの気持ちになってスベらないようにと気をつけながら立ち回ったのですが、結果は大敗。なぜだ、なぜなんだ、あんなに慎重に立ち回ったのにおかしいじゃないかと打ち終わったあと何度も自問自答を繰り返しているうちに、僕は大事なことに気がつきました。そもそも僕は中卒なんだから、センター試験に向かう若者の気持ちなんてわかるはずがないのです。
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