店の色
記事一覧へ公開日: 2017/03/10
アクロス系の機種が何シマもあったり、あるいは萌えスロがやけに設置してあったりと、ホールのラインナップは店長の好みが如実に表れます。
右に倣えの絆推し。そんなホールよりも僕はこういった個性を打ち出したホールのほうが好感が持てるわけで、店長の好み=店の特色というのがお客さんにも伝わっていれば、それはそれは素敵なホールが出来上がるのではないかと思うわけです。
もちろん、絆推しが悪いことだとは思いません。あれだけ人気で尚且つ高設定が割と素直に反応し、さらに高設定確定演出も現実的な確率で発生するとなれば、ホールとしては上手く使わないわけにはいかないでしょう。
ただ、そこにプラスアルファ、例えば店長こだわりのバラエティコーナーには毎日ローテーションで6が入っていようものなら、朝イチ絆ではなくバラエティコーナーから埋まるといったこともあるかもしれません。そしてそれがお客さんに浸透していけば、それこそが店の特色、個性となるのです。
機種ランナップに限らず、景品コーナーに店長の好みを反映させるのもアリでしょう。珍しい銘柄の焼酎があったり、ひと昔前であれば売り切れ続出の妖怪メダルが景品コーナーに置いてあったりと、打ち手が思わず「交換したい」となるような魅力的な景品を揃えることで稼働アップにつながるかもしれませんし、そういった珍しい景品がある日=アツい日であるというのを暗に示すのもいいかもしれません。ルール的にできるのかどうかわかりませんが。
サムネのように、ある特定のお菓子を推すのももちろんアリ。
まるごとレモンパイにパイアソート、生クリームパイにパイの実と、やけにこの店はパイ菓子推しでしたので、もしかして店長はスナイパイかパイ遊記が大好きで毎日高設定を使っているんじゃないかと思いカウンターにいた女性店員に設置機種を問うてみたところ、なるほど、答えがすぐにわかりました。
その女性店員をはじめ、店内の女性店員はもれなく巨乳。そう、この店の店長はパイはパイでもオッパイが大好きだったのです。そのせいか、チラッと見える「甘栗むいちゃいました」も、別の意味合いを持つように思えてきます。
絆もバラエティコーナーもとりわけ良い状況というわけではありませんでしたが、そのホールで巨乳と甘栗見たさに散財してしまったことは言うまでもありません。
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