労働時間
記事一覧へ公開日: 2018/04/01
勝っても負けても6時間。例外はあるものの、基本的には収録や来店実戦での我々の拘束時間は6時間であり、10時開店の地域であれば16時まで、9時開店であれば15時までがいわゆる「労働時間」となります。
当然、その間はいくら負けていても、どれだけ状況が酷くても打ち続けねばならないわけで、黒バラ軍団のような「見」もできません。
あ、ここはリアルスターズを引き合いに出すべきでしたね。
大敗している時は、時間よ早く過ぎてくれと、ただそれだけを願いながらトイレでキングダムを読むこともありますが、逆に良い台を打っている時、つまりツモった時は時間が惜しくて昼メシも食わずに打ち続けることも少なくありません。
ツモった時はトイレにも行くな…と昔読んだ攻略誌に書いてありましたから、極力水分も摂りませんし、キングダムなんてもってのほか。時間の許す限りブン回します。アテンドの方に、先にお昼どうぞとだけお伝えして。
先日も、全台系狙いで聖闘士星矢を打ったらこれがズバピタで、朝イチの直撃聖闘士ラッシュが伸びに伸びて一撃5千枚オーバー。
この時点で時刻は14時頃と昼休憩の予定時刻をだいぶ過ぎていましたし、何より自分の台の挙動、そして周りの挙動から聖闘士星矢がアタリであると自信がありましたので、たとえ16時までに出玉を減らすことになろうともこの台の行く末を見てみたいと、打ち切ることにしました。
すると、この後のGBからあっさりと二度目の聖闘士ラッシュへと繋がり、終了時には456確定画面のオマケまで付いてくるではありませんか。枚数はショボかったものの、自信が確信に変わった瞬間です。
しかし無情にもここでタイムアップ。
設定4以上は確定しており、設定6の可能性も十分にある台をこの時間に捨てなくてはならないことにはいちスロッターとしてもちろん抵抗がありますが、こういった「確定系」の演出を出したうえで台を明け渡すとなれば店もお客さんも喜んでくれますから、どうぞどうぞと、恐らく6ですよと気持ち良く譲りました。
ところが翌日、この台を最終最後まで見届けたという同じシマにいた人からツイッター上でリプライを頂きまして、その報告によると、僕がヤメたあとは人が入れ替わり立ち替わりで、なんと最終的にはスルー天井を喰らっていたとのこと。
良かれと思って譲った台が全く振るわなかったことを申し訳なく思うと同時に、6時間で良かったと、欲をかいて残業などせずに良かったと思った次第です。
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