噂のイミソーレ
記事一覧へ公開日: 2018/03/26
自分の目で見たことしか信じない。
情報過多な現代だからこそ僕はこの言葉をモットーとしており、SNS上に溢れる膨大な量のニュースから、誰と誰がデキているだのという酒の席でありがちな下世話な話まで、信憑性の定かでないものに関しては一切興味も信用することもなく、自分自身が確認できたこと、目で見たことしか信じないようにしています。
今から約半年前、ボーナスタイプでありながら理不尽かつ不自然な連チャンやハマリを繰り返したことで「これは裏モノだ!」とネット上を賑わせた機種があることを、皆さんはご存知でしょうか?
その機種とは、昨年の夏にエマからリリースされた『イミソーレ』。
30パイと25パイとで正式な型式名は若干異なりますが、そのどちらも表向きは純粋なボーナスタイプでありながら、時に4桁ハマリ、時に一撃数千枚の大連チャンと、4号機時代の裏モノを彷彿させる挙動が話題を呼び、ネット上には万枚オーバーの大勝データや、マイナス数千枚のいわゆる爆死データが溢れました。
しかし、導入されているイミソーレ全てがそうであるかといえばそんなこともなく、比較的マイルドな、他のボーナスタイプとなんら変わらない挙動を示すモノもあったようで、こうなると様々な憶測や噂がネット上で飛び交い、「裏モノ挙動は話題を呼ぶためのタイマーだ」だの「メーカーに問い合わせをすると『(増産分は)ノーマルですがよろしいですか?』と聞かれる」だのと、およそ真実とは思えない書き込みも見られるように。
そういった数々の、そして裏付けのない情報を眺めながら、いつしか僕は「打ってみたい。イミソーレが撤去されないうちに、自分の目でその挙動を見てみたい」と思うようになっていました。
とはいえ、販売台数が約1000台というレアマシンですから、設置店も限られており、なかなか打つ機会もありません。
そうこうしているうちに数ヶ月が経ち、ネット上でもすっかりイミソーレ熱は落ち着き僕自身も興味が薄れ始めていたある日、収録で訪れたホールに、なんとイミソーレが一台だけ設置されていたのです。
この機会を逃すと恐らく打つことはない。
カメラに記録を残せるチャンスもない。
だったら打ってやろうじゃないか。表なのか裏なのか、自分の目で確認してやろうじゃないか。五万…いや十万までは目をつぶってツッパってやる…!
そう思い、イミソーレと対峙した結果は……。
後日配信される『王道』にて、皆さんのその目でご確認下さい。いや〜ビビりました。マジで。
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