野菜も食べたほうがいいですよ
記事一覧へ公開日: 2019/06/16
野菜には、人が健やかに生きていくために必要な栄養素がふんだんに含まれています。とりわけ緑黄色野菜ともなれば、淡色野菜よりもカルシウムや鉄分、ビタミンB1やB2、ビタミンCといった栄養素が比較的高く、これらを日常的に摂取することでリスクが減る病気も少なくはありません。
しかし残念ながら、僕は野菜全般が苦手です。いや、苦手というよりてんでダメ。ほぼ全ての野菜が食べられません。
歳を重ねてからはトンカツの付け合わせのキャベツくらいはドレッシングで誤魔化せば多少は口にできるようにはなりましたが、例えば、ハンバーガーを食べる際は常に野菜抜きでオーダーしているほどです。
先日も、とあるハンバーガー屋で野菜抜きをオーダーしたら、店主であるオバちゃんに「ウチのバーガーは野菜があってこそよ」的なリアクションをされました。無論、それでも野菜抜きを貫きましたが。
そんな訳で、僕の食卓は基本的には常に茶色。さしずめ一週間の献立は、肉肉魚肉麺肉麺といった具合でしょうか。
色んな番組内でもネタにしているため、僕がこういった食生活を送っていることをご存知の方も多いようで、SNSなどで野菜抜きの食卓の写真をアップすると、一定数、必ずと言っていいほど「野菜も食べたほうがいいですよ」といったコメントが寄せられます。そしてそういったコメントを見るたびに、僕はこう思うのです。
食べたほうがいいことくらいわかってるよバカヤロー、と。
すみません、バカヤローは少々言い過ぎました。心配して言ってくれてるわけですからね。心の中に留めておきます。
そりゃあ僕だって、食べた方がいいのはわかっています。けど嫌いなんですよ、吐き出すほどに。
考えてもみて下さい。
毎食嫌いなモノを口に入れてまで長生きする人生と、毎食好きなモノを食べてそこそこ生きる人生だったらどっちがいいですか? 僕は問答無用で後者です。
よく、「そんなに好き嫌いがあって困りませんか?」といったことを聞かれるのですが、これまでの人生、好き嫌いによる弊害は恐らく人が思っているよりも少なかったように思います。
給食だって6年間野菜は食べずに乗り切ったし、飲食店でも先述のハンバーガー屋のように野菜を避けてオーダーすることは基本可能ですし、記念日にはオシャレなディナーをだなんて宣うトリセツ女子とは付き合いませんし。牛角で十分だろコノヤロー。
現在、毎日のようにニュースで「老後2000万円問題」が取り沙汰されている今の日本で、果たして無理をしてまで長生きする価値があるのでしょうか。
だったら僕は、太く短く、倒れる時は前のめりの精神で、今後も好きなモノだけ食べて、好きなことだけやって生きていきたいと思うのです。
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