台湾旅行記 前編
記事一覧へ公開日: 2019/07/28
野菜果物はからっきしという偏食家だし、中卒だから外国語はさっぱりだしというワケで海外にはそこまで興味がなかったのですが、先日、仕事を兼ねて台湾に行ってきました。
海外といっても台湾ならば飛行機で4時間弱で着きますから、所要時間は名古屋→福岡を新幹線で行き来するのと大差ありません。
しかもこの時期は気温も日本と比べて少し高い程度で格好にも困らないとくれば、正直そこまで海外感はないんじゃないのかと、もしかしたら横浜中華街で十分なんじゃないかと思っていましたが、台湾に着いて紙幣を両替したあたりから海外スイッチがオンに。
海外の紙幣に替えるとカネに対するリアリティが急になくなるあの感覚、何なんでしょうね。馴染みのない紙幣がどこかオモチャのように思えて、少しばかり気が大きくなってしまうのは恐らく僕だけではないでしょう。
ホテルにチェックインした後、まず向かった先は近くのショッピングモール。目的はもちろんタピオカ…ではなく、今回は台湾のスニーカー事情を調査するという仕事も兼ねていましたので、台湾での人気シリーズや日本未発売のモノを探すべく足を運んだのです。あ、念の為断っておきますと僕の本業はパチスロ畑です。えぇ、えぇ。
噂では、台湾ではイージーブーストが余っているなんて話を聞いていたのでちょっと期待していたのですが、やはり現実はそんなに甘くはなく、ラインナップは日本と似たり寄ったり。
コンバースに関しては並行輸入できないという理由から(コンバースジャパンとアメリカのコンバースは全くの別会社)日本未発売のモノもありましたが、今や海外通販なんかも手軽にできる時代ですから、とりわけ欲しいモデルでもない限りわざわざ手荷物を増やす必要もないでしょう。
結果、このショッピングモール内には食指が動く商品はなかったのですが、「サツエイ OK?」と片言にもなっていない英語で撮影許可を取ったら、「ハイ、ダイジョブ」と立派な片言で返されたのはびっくりしました。通じる人には通じるんですね、日本語。
初日はこんな感じで数店舗まわってみたものの目新しいスニーカーはなかなか見当たらず、たまにあったかと思ったら生地感がまるで違ったりNIKEのスウッシュがやたら太かったりと、ネタにはなっても購入には至りません。まぁこのご時世、ここまでわかりやすい偽物は日本ではなかなかお目にかかれないのでそれはそれで面白く、ある意味では期待通りのMADE IN TAIWANでしたが。
ちなみに、この日食べたのは乾麺(ガンミエン)と呼ばれる台湾屋台の定番メニュー。味のほうは……うん、まぁ、こういうの毎日食べてたら太らないだろうね…って感じで。うん。せっかく来たし、ね。雰囲気は好き、屋台の雰囲気は好きよ。うん。
なんて言いながら食の不安に襲われ、食べてすぐに「台湾 吉牛」でググッたのはここだけの話です。
後編に続く
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