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諸積ゲンズブール

サウナ道 34

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公開日: 2021/01/15

酒は心の消毒液。ストレス社会を生き抜く現代人にとって、手の消毒だけでなく心の消毒だって同じくらい大事だと思うのですが、先頃発令された緊急事態宣言の影響により、飲食店は午後8時までの営業時間短縮を要請され、酒類の提供は午後7時までとなりました。

 

だったら家で飲めばよかろーもんと、お酒を飲まない人はそう思われるかもしれませんが、帰りしなの一杯がどんなに美味く、明日への活力になることか。学生時代に買い食いしたアンパンの比じゃありません。

 

そんな楽しみを失ったサラリーマン、そして事実上の営業停止を言い渡された飲食店の方々の心情は察するに余りあります。

 

お酒を飲まない人も、自らに置き換えてみればそのツラさがわかるはず。

 

例えば僕の場合、「一ヶ月サウナ禁止ね。もしかしたらもっと伸びるかもしれんけど」なんて言われたら、激アツ柄がハズれた際メーカーに抗議の電話をするように、菅総理、あるいは小池都知事に電話するかもしれません。もしもし諸隈です、サウナは誰も喋らんけど何でダメなん? って。

 

サウナでいえばここ最近は人数制限をしているところも多く、室内はソーシャルディスタンスを保つよう、貼り紙やマットの枚数で注意喚起してあります。

 

飲食店だって、少なくとも僕が足を運んでいたカウンターしかないメシ屋は徹底的に感染拡大防止に努めていました。換気のために料理が冷めるじゃねぇかってくらい戸も窓も開けっぱなしだったし、ソーシャルディスタンスは保たれてたし、一蘭よりも立派な仕切りがあったし。

 

もちろん、このご時世にバカ騒ぎしている文字通りのバカも中にはいましたが、ほとんどの人が周囲に気を遣いながら粛々と食事をしていたように思います。全員、孤独のグルメ状態です。

 

サウナも今は室内で喋っていると従業員に注意されるくらいなんだから、飲食店も頑固親父のラーメン屋みたいに私語禁止で営業できないもんかなと、先日、サウナを堪能した後に寄った馴染みの中華屋が閉まっていてサ飯にありつけなかった僕は思うのです。

 

よし、菅さんに電話してみっか。

 

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