コスプレ道場最終回
記事一覧へ公開日: 2022/10/01
UNISON SQUARE GARDENの「シュガーソングとビターステップ」を聴きながら読んで下さいませ。
コスプレ道場が最終回を迎えました。
コスプレ道場はパチテレ!で放送されていた「万発・ヤングのパチンコロックンロールDX」の中のミニコーナーでして。その内容はというと、パチンコ・パチスロ台に登場するあらゆるキャラクターに扮した私と、ヒロシ・ヤングさんが雑談を繰り広げるというもの。尺にしておよそ5分前後です。タモリ倶楽部における空耳アワーのようなものだと思って頂いて差し支えございません(何が差し支えございませんだよ、良く言い過ぎだよ笑)。
ちょっとしたミニコーナーでしたが恐縮ながらなかなか反響が良く、収録や来店等では「いつも『コスプレ道場』を観てます」と話かけられることが多かったです。「〇〇観てます」系では、一番多く挙がる番組だったんじゃないかな。それだけインパクトが強く、私の名刺替わりになっていた企画だと思います。
(おそらく)惜しまれつつも最終回を迎えることとなったコスプレ道場は、wikipedia情報によると、今から10年前の2012年4月からスタート。2014年に産休のため一旦休止し、そこから3年後の2017年11月に「帰ってきた〜」として再開。のべ7年間に渡ってコスプレ業に邁進していたようです。私は。
露出度高めの当たり回もあれば、予算調整のための手抜き回もあったりと、パチンコ同様に当たりとハズレが用意されているのもまた、コスプレ道場の魅力だったかと思います。もともとコスプレの趣味があったわけでもなければ、裁縫もできなかったので、キャラクターの再現度が恐ろしく低いものもありましたね。柏木由紀さんのコスプレをした時には、Twitter宛に何件か苦情が届いたこともありました。思い出はた〜くさんあります。
ちなみに、7年間でコスプレしたキャラクターは全237体。惜しい! せめてもう一体多ければなぁ〜。238体なら超源RUSH突入濃厚だったのに(笑)。
2012年〜2014年の第1期は毎週更新だったため、コスプレ道場は6本撮りだったんです。今思えばあの頃はめちゃめちゃキツかった……。6本分の衣装を用意するのも大変だったし、それを自宅から高田馬場のヤング事務所まで運ぶのもなかなかの重労働。さらにそれ以上に負担だったのは、コスプレするキャラクターを考えること。新台を打つ時はまず演出を覚えるより先に、コスプレできそうなキャラを探すのが習慣になっていました。
コスプレをしたら面白そうなキャラクターを探すために、香ばしそうな台は率先して打ったりもしたしなぁ〜。そういう台ってたいがい状況が悪いんだよなぁ〜。思い出話でエモい回にしたかったのに、書けば書くほど愚痴っぽくなってきちゃったね(てへっ)♡
愚痴ついでに苦労話をするなら、コスプレ衣装を探すために秋葉原のエムズ(アダルトショップ)にも何度か一人で行きました。エムズには定番のコスプレ衣装もあるし、アニメキャラクターの衣装の取り扱いも多いので、行かざるを得ないことがあったんです。
困ったことにエムズって、コスプレ衣装がだいぶ上の階にあるんですよね。うろ覚えですが、たしか5階か6階なんです。しかもエレベーターがないので階段で上がらなきゃいけないし、アダルトグッズが置いてある下の方の階を必ず経由する必要が……。私のメンタルがどんどんタフになっていった理由のひとつに、コスプレ道場の経験があるのは間違いないです。
最後に。まだ何をどれくらいヤレる力量があるのかもわからない段階の私を、大事な番組のミニコーナーに起用してくださったヤング社長に感謝です。YouTubeでも言っていましたが、237回も横に立ってくれていたヤングさんが、間違いなく世界で一番私のおっぱいを見ています。
もちろんスタッフさんにも感謝。露出度が高いこともありましたが、誰もいやらしい目でみてこないありがたい現場だったので、すごくやりやすかったです。おそらく、乳を放り出した私がいることが、風景のように馴染みすぎていたのでしょう。やりづらかったのは別の収録のためにやって来た大崎さんとPOKKAさんがいる日くらいでした(笑)。
口を開けば苦労話ばかりを垂れ流してしまうほどにはカロリーが必要な企画だったので、視聴者さんから愛されている企画だという実感がなかったら、絶対にのべ7年間も続けられませんでした。長い間の応援、本当にありがとうございました。完全燃焼です!
PS.一番のお気に入りコスはケルベロスです。
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