ダイアモンド☆愉快犯
記事一覧へ公開日: 2023/09/21
ロングコートダディをロコディって略すの、ずっとピンときていない
学生時代の友人と話していてわかったのは、まだ終わっちゃいないと足掻く私たちアラフォー女性は、もれなく田中みな実の信者であるということだ。こと美容に関しては絶対的に信用していると言ってもいい。みな実がオススメする商品なら、「パチンコなら30分で消えるが、美肌は一生モノ」を合言葉に多少高かろうと迷わず買う勢いである。
友人は私よりも二階層ほど上の信者で、「昔はそれなりに本も読んでいたハズだが、今はみな実のコラムしか読んでない」「みな実が一生懸命生きている姿に元気をもらっている」と熱弁していた。元営業の巧みなプレゼンに感化された私は、パチンコを打つために向かう名古屋までの道中で、機種の予習そっちのけでみな実のコラムを読み耽り、先を走る友人の背中を追った。
※女子会の痕跡
コラムは噂話に辟易する回が興味深かった。みな実は自身がありもしない話をでっち上げられたり、何気ない一言を悪意でキリトリされたものが噂の流通に回されやすいタイプだと自覚しており、その煩わしさに気を揉んでいるらしい。
私はどちらかというと、ありもしない話を捏造されがちなタイプではない(経験がないわけでもないが)けれど、意図的なのかバカなのかの判断はつかないものの、話したことが悪い方向にニュアンス違いで伝わった結果、そこに尾ひれが付きまくってとんでもない極悪人になっていたり、言ってもない悪口を言ったようにされていることに関してはしょっちゅうある。
言ってもない悪口を言ったことにされていた等、素知らぬところで悪意の先鋒を担わされているケースはだいたいこんな感じ。「整形だよな……」「年齢詐称してるよね」「どうせパパ活だろ?」とは誰しもが思っているもののハッキリとは口に出さない状況下において、なんとなく私が言っていたことにされているパターンだ。
ゴシップ好きで毒舌な私のキャラクターや性格が悪い方向に働き、伝聞される過程において話し手の記憶が曖昧になった結果、言いそうなヤツで脳内検索をかけたところ運悪く私がヒットしてしまうケースだろう。もしくは故意の悪意により、足を引っ張るために信憑性があるウソを流されている可能性もゼロではない。
ついでに言えば、本当に悪口を言っているケースももちろんあるので(クソ)、Aを言ったならBもCも言ったハズだと誤った判断をされるケースもある。こうして冤罪は生まれるんだなぁ〜。
10何年とフリーで活動しているといろんな噂話を耳にすることがあって、いくらゴシップ好きでも自分がターゲットにされるのは気持ちの良いものではない。みな実はそれが嫌過ぎるあまり、食事会にも顔を出すのをやめ、SNSもやらないことにしているらしい。それくらい徹底した結果、ありもしない話を流布されることはかなり減ったとのこと。
私もそうすればいいのかな、と思わなくもないが、みな実に比べてその手の被害から受けるストレスはさほど大きいものでもないし、なんなら根っからの下世話ゴシップ好きでもあるので、むしろちょっと笑えるウソゴシップを意図的に流してみたらどうなるかな?と考えるようになってしまった。
ちょっと笑えるウソゴシップを流すには、かなりの技量が必要となる。まず、笑えるためには誰しもがウソだとわかりつつも、可能性がゼロの話であってはいけない。それを大前提として、笑わせるための大喜利力も不可欠。センスを問われる大仕事だ。やりがいがある。
先日、視聴者の方から「ヤングさんとビワコさんは付き合っているのか?」と問われ、ここだ! と思ってしまった。この噂は妙な広がり方をした場合、お互いのネタにもなるしちょっと面白いんじゃないか……? ヤるなら今しかない! と。
さて、どこまで広まるか。実に楽しみですなぁ〜。
PS.オフ会やらライターが経営するお店やらで酒が入った状態のライターと接する機会が増えたことと思いますが、酔ったライターなんて新台実戦時の私以上にウソの情報しか口にしませんので鵜呑みにしないで下さい。
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