パンツ演者に対しての本音RUSH

平成を生き抜いた女はだいたい松田元太が好き

パンツ演者に業界終わってる騒動と、にわかにパチンコ業界がざわついております。一流のパチンコ・パチスロ演者たるものこの手の騒動にはのらぬが吉、特にパンツ演者に関してはのるが大凶。争いは同レベル間でしか起こらないドヤァ勢の餌食となり、己の株価を大暴落させることとなるでしょう。

スルーこそ正義。まぎれもなくSNSを嗜むもの全員共通のスローガンであり、パチンコで言うところのボーダー理論並みに確立されたチートの勝ち筋でもあります。だからこそ逆に難しいルートを攻めたいという己のギャンブラー魂も無視できません。

さて、冬の虫としてさっそく飛んで火に入りましょう。パンツ演者、どうやら最近はわざとパンツが見える構図で実戦模様の写真を撮り、SNSにアップしている来店演者さんが現れたというのです。そしてこの行動に対して、パチンコパチスロ業界で巣食う演者たちがNOを突きつけているとのこと。巷で話題のNo No Girlsとはこのことなのでしょう。

とはいえ、写真集を出したりと性を錬金するやり口で業界を生き抜いているという面においては私もパンツ演者も同じ穴のムジナと言えるのかもしれません……という方向からスタートするのはズルですよね。同類である立場を自覚しているということを意図的に知らしめるのは、X弁慶たちからのツッコミをやわらげる意図がありますから。

勝ち筋はいくらでもあります。例えば、否定も肯定もせず変な角度から論点をズラしユーモアでケムにまくやり方。法律の話を持ち出して正論で殴るやり方。逆に話題になったもの勝ちである戦略を誉めることで自分の立場が上であることを暗に示すやり方。そんなチートなやり方で騒動に便乗し、インプ稼ぎを達成してしまうのは気が引けます。ズルだと思うのです。

なので本当の本当に思っていることを率直に言うなれば、「心底どうでもいいけど、『同じと思っているならレオ子さんもパンツ見せてください』と言われた日にはそいつのこと殴っちゃうかもな。腕っぷしに自信がないからPCの入った重いバッグでいくだろうね」です。

ということは深層心理では一緒にすんなと思ってしまっているのかもしれません。ホールと股間を盛り上げ隊と、自称ではあるけれどコラムや解説と真摯に向き合ってきた経歴を同一線上に並べられるのはあまりにも辛い。そういう気持ちにはやっぱりどうしてもなっています。

一点補足しておきたいのは、同じにするなというのと自分を上だと思ってるというのは違います。「○と△は同じではない」ということを言いたいのであって、「○は△よりエライ」と言いたいわけではありません。

一緒にすんなと突き放したいのも本音ですが、話題作りのために手っ取り早く性を売り物にすることの是非に関してどうと言える立場ではありませんし、手っ取り早い道は茨の道でもあるから頑張れよと同族として少し心配しているのも本音だったりします。

万が一わいせつゆえに警察沙汰になり、その店が営業停止を喰らったりはたまた潰れっちゃったりした場合、その重責を背負える覚悟はあるのか？　大丈夫？　とは本当に心配はしています。でも面倒なので相談はしてこないで下さい。面倒ごとには関わりたくないので。

PS.業界終わってる論争ですが、言いたいことはわかるけどそんなこと自分たちが言っちゃあ終いじゃない？　島田さん。これからも一緒にパチンコと股間を盛り上げようぜ！