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森本レオ子

フジテレビに就職したかった若者へ

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公開日: 2025/01/31

 

最近になって「誘惑」(もちろんGLAY)の歌詞を初めてちゃんと読みました

 

 

 

 

フジテレビ界隈がざわついてますね。そもそもの発端については詳細や真偽がわからないので何も意見するつもりがないという前提で書き進めますが、私の世代は「どこか一つの局しか観られなくなるならフジテレビ」という青春を送ってきた人間が多いハズ。実際に私は即答でフジテレビでした。

 

なのでフジテレビがまさかここまで窮地に追い込まれるとは……という衝撃とともに、私の場合は紙媒体への気持ちが強かったとはいえ、一応はマスコミ業界に就職することを目標として青春時代を送ってきたわけで。マスコミへの就職を志望し、今まさに努力の真っ只中にいる少年少女たちはどんな気持ちなんだろうかと真っ先に心配になりました。

 

 

 

 

今やネトフリ・アマプラなどの配信サービスも充実しているし、YouTube等のプラットホームも様々ですので状況はかなり変わっていますが、少なくとも私が就職活動をしていた約20年前といえばテレビ局への就職は花形のなかの花形でした。プロ野球選手になることを夢というならば、テレビ局への就職もまた多くの学生にとって“進路”ではなく“夢”に近いモノだったと思います。

 

今となってはテレビ業界に携わるためには様々なルートがあって、熱意さえあればどうとでもなることを知れましたが、学生の頃は親戚関係のコネを持たざる者が夢を叶えるには高学歴であることはマスト。それに加えて早めの情報収集で自らコネクションを作っていく行動力が必要でした。

 

 

 

 

当時の就職活動はだいたい大学3年になってから始まるものでしたが、マスコミ志望なら入学と同時にスタートしても遅くはないと言われていました。アナウンサー志望なら予備校に通う人が多いですし、まさに夢に向かって最速で、最短で、まっすぐに、一直線に動かなければならないのです。

 

学生、特に青春が勉強漬けだったであろう高学歴の学生なんて特に、小沢健二やキタニタツヤみたいな例外がわずかにいたとしても、ほぼ全員が高橋みなみマインドだから努力は必ず報われると信じているもの。その努力の先にあるものが突然崩れることが起こりうる令和が本当に怖いし、あまりにも無慈悲だなと他人事ながら虚しい気持ちになります。

 

 

 

 

普段は肩身が狭い思いをしながらパチンコライターをまっとうしていますが、こんなパルプンテだかぱろぷんてだかみたいな無茶苦茶な状況になってしまうんだから、流れ流れてこの仕事にたどり着いたことが大正解だったなと思えるようになりました。

 

真面目がバカを見るようなこの世の中。大革命が始まったことに罪悪感を覚えながらも高揚感を覚えてしまうことに申し訳なさも感じつつ、夢を進路にしたい若者に対しては重ねた努力は血となり肉となっているよ、夢に結びつかなかったとしてどこかで必ず自分を助けてくれるよ。とだけは伝えたいです。

 

 

 

 

と、大した努力もしたことがないくせにのうのうと来店バブルに二度も乗っかり、なんとなく食うに困らず生きていけてしまっているダメ大人の下から目線メッセージでした。テレビ業界を目指している優等生には一生届かないコラムだと思うけど。

 

 

 

PS.途中からアルコールが入った状態で書いたので誤字脱字、乱文があったらすみません。生粋のダメ人間なもので。

 

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