
公開日: 2025/06/03
情熱スリーは永遠にあるものだと思っていた(涙)
いつものようにSNSパトロールに興じていると、「THE SECOND準優勝でいよいよ囲碁将棋が売れそうだ」という投稿を目にしました。
いよいよも何も3.4年前くらいから囲碁将棋は売れているだろうと憤ったサブカルクソババアの戯言はさておき、ここではないどこかだったり陽のあたる場所だったりへ出るには優勝もしくは準優勝、ないしファイナリストの肩書きというのは相当に効力を発揮するのだなと痛感した次第。
そういえばかつて私が熱心に追っていたCreepy Nutsもまた、R-指定さんのMCバトル三連覇の肩書きを名刺代わりに世に出たのち、DJ松永さんが世界大会優勝の肩書きを得たタイミングで地上波番組の露出が爆増。肩書きが飛躍のきっかけになっていました。
元々本業の実力があることは知られていたし、ANN0を聞いていればバラエティ能力の高さは疑う余地もないハズ。肩書きを得たタイミングで売れた様をみて、だからこそ逆に実力だけで売れることの難しさを知らされたようでした。
肩書きはわかりやすく説得力を持たせる効力を持っており、世に出るためには必要不可欠。そしてパチンコライターもまた、来店マンとして呼ばれるためには肩書きめいたものが必要になる場面があります。
「どうしてこの人を呼んだのか」を、お客さんに納得させる必要があるからです。だから来店告知のポスターには、例えば「SNS総フォロワー数〇〇万人!」などといった肩書きめいたものが添えられ、呼ぶに値する人間なんだということを訴えています。
誰でも知っているようなライターや演者なら特に肩書きめいたものは必要ではありませんが、駆け出しの頃は大げさなキャッチがポスターに添えられているせいで恥ずかしい思いをしたことが多々ありました。
例えば超人気ライターと書かれているのに誰からも声をかけられないまま業務が終了した日もなかなかでしたが、美人ライターと添えられているだけでも相当しんどいのにそれのさらに上、超人気美人ライターとされていたことも。“人気”は言ったもん勝ちな気がしなくもないのでマシですが、“美人”は当人が来るんだから盛ったところですぐにバレるのに……。
ありがたいことに最近はYouTubeへの露出が増えたおかげか知ってくれる人も増え、こういった類のキャッチを添えられることがかなり減りました。本当に人気が増した方が“人気”の肩書きをわざわざ添えなくて済むんだから変な話です。
ポスターに添えられた仰々しい肩書きのせいで辱めを受けることもご無沙汰で、穏やかな来店演者ライフを満喫しておりましたが、つい先日、久々に恥ずかしい思いをすることになりました。
この日、大当りゼロです。
PS.いつも更新が遅くなり大変申し訳ございません。
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