公開日: 2025/11/10
『女神のカフェテリア』のヒロインたちはどうして内輪揉めしないのか

欲しいものリストを載せるのは三流。要らないものリストを載せるのが一流。どうも、アラフォーにして(旧)ジャニオタと化した遅咲きBBAのレオ子です。約2年かかってしまいましたが、ようやく五関様までたどり着けました。よろしくお願いします。
アイドルにハマってからの期間は非常に短いですが、それまでは主にバンドをゆるく追う(たまにライブに行く)人生を送っておりました。というか現在進行形でかれこれ7年ほど追っかけているバンドがありまして。夜の本気ダンスという素敵なダンスロックバンドなんですけど、トンチキなバンド名とは裏腹に打ち込みをほぼ使わずに踊らせるキャッチーでありながら非常に硬派な楽曲が魅力です。

夜の本気ダンス、通称夜ダンはおそらく私よりも二つくらい下の世代がメインのファン層だと思うのですが、ハマったキッカケはサブスクのオススメでたまたま聴いたことでした。よくある若者向けの四つ打ちバンドかと思いきや、なんか懐かしい感じがする! 好きだ! と。
高校生の頃にゴイステにハマって以降、メジャーな邦楽ロックバンドの楽曲を塩屋のTSUTAYAで片っ端からレンタルして聴くようになり、上京後しょっちゅうライブに足を運ぶほどハマっていたのが髭(HiGE)というバンドでした。アーティストに対して「〇〇っぽい」という表現を使うことには躊躇いはありますがあえて言うと、夜ダンを初めて聴いた時に髭っぽさを感じて懐かしくなり、一聴き惚れしたのです。

どうやらこの懐かしい感覚は大きくズレてはいなかったらしく、夜ダンのルーツにはきっと髭があるのです。夜ダンと髭は世代が違うにも関わらず交流があり、対バンライブが何度も開催されています。
これは私にとっては大事件です。大学生の頃に一番追っていた髭と! 今一番追っている夜ダンが! 対バン!!!!! こんなの私のためのライブと言っても良いよな(良くない)。と、数年前にツーマンツアーが開催された際には喜び勇んで “参戦”し、最高にハッピーでテキーラなライブに涙したこともありました。

こうして自分を形成してきた趣味が時を経て繋がる喜びも味わえる対バンライブは最高です。しかし、ライブハウスに向けてなのか音楽業界のシステムそのものに対して言うべきなのかはわかりませんが、とにかく一つ苦情がありまして。
入場の時に「どちらがお目当てですか?」って聞くのヤメてもらえませんか???

どっちがお目当てとかねぇんだわ? その組み合わせだから来てるんだわ? どちら“も”観に来てるんだわ??? お互いに敬意を払っているバンドのどちらかを選べとかセノーセンスかよ????
とまぁ、両方が好きなこちら側としては「どちらかを選ぶ必要なんてあるのかね?」と怒り心頭。今後のブッキングのためにリサーチしているのかもしれないけれど、その質問をされるたびにライブ前の高揚した気分が一瞬下がってしまうのが苦痛だし、好きに優劣をつけさせないでくれよと思うのです。

「どちらかを選ぶ必要なんてあるのかね?」で言えば、女性ライター/演者が複数人で撮った投稿写真に対して、「右の子が一番かわいい」「真ん中だけが好き」「左以外ブス」といった類のリプを飛ばしてくる騎士団様。あれマジなんなんですか? 全員かわいい、全員最高でええやろーーーーーーー!!!!!!!
推しに一推しであることをアピールする意図なのだとしたら大きな間違い。推している子が気まずい思いをするし、その子の評判を下げかねない愚行。以上、ライブハウスと騎士団様へのお気持ち表明でした。
PS.我ながらすさまじいこじつけ(笑)
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