公開日: 2025/12/12
バズをしがむ。(夜に駆けるの感じで)

前回のコラムがたぬかな様ご本人に見つかりまして。幸いにもおかげさまでたくさんの人に読んでもらうことができました。まさか見つかってしまうとは思わず冷や汗もかきましたが、反響が大きかったことは非常にうれしい、うれ死〜です(死ぬほどうれしいの意)。
いつもそれなりの時間と労力を費やして書いているつもりではありますが、感想をいただけることすらまれで、仕事量や地位の向上にほぼ影響がなく、ひたすら壁打ちをしているような苦行と割り切っていたので正直救われました。本当にありがとうございます。

一方、おそらく全国各地で行われている女性演者の現場において、「レオ子さんのコラムを読んだんだけど〇〇ちゃんは彼氏いるの?」「実は結婚してるんじゃない?」などと激ダルな質問を浴び、女性演者各位をうんざりさせてしまっているであろうことは想像に難くありません。
そのような二次被害を生み出してしまっているであろうことは大変心苦しく思っております。恐縮ではありますが、“女売り”で生計を立てている者の業として、ここは一つグッと歯を食いしばって我慢していただけると幸いです。ごめんなさい。

前回のコラムでは“女売り”の話をしたいがために、たぬかなさんの言葉の、私にとって都合が良い部分をピックアップしてしまいましたが、結婚を隠されていた理由は女売りよりも、“独身でかわいそう売り”の方こそが主だと思います。
女売り云々の話になると、「実力があればそんな必要はない(ハイ、論破)」などとひろゆきさんの真似をする小学生のようなことを多々言われます。筋こそ通っていますが、それは事件が会議室で起こっていると考えている人の言うことであって、現場ではそれがまかり通りません。

YouTubeのコメント欄を見るだけでも一発で理解ができるでしょう。いくらライター・演者としての実力があっても、可愛い・可愛くない、エロい・エロくない、ヤレる・ヤレないの物差しが強い土俵に立たされます。売るつもりはなくとも結果論として実質売っているということです。
実際に女売りをしないことを実行するには、女売りをするのをヤメることではなく、自然発生するのを止めるために要素を意識的に徹底排除することが必要になります。どこが女売りの要素に当たるのかを己で見極め、消すという非常に高度でハイカロリーな作業が必要になるのです。

ヤングさんは人前に立つこの生業のことをよく“見え方産業”というのですが、本当にその通りだなと思います。そう見えているのなら見えている偶像の方に合わせて振る舞うことを割り切っても良いんじゃないかな。それくらいのゆるさがないとやっていけないです。
ごちゃごちゃと言い訳ったらしいことを書き並べた駄文を最後まで読んでくださりありがとうございます。皆様のおかげで飯が食えています。大好きだよ(はぁと)。超絶可愛いハイパーセクシー人妻ライターえみちゃんより。
PS.これからもたくさんコラムを読んでもらえると、憧れの蛭子能収さんルートに一歩近づけるので本当にうれしいです(しつこい)。
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