公開日: 2025/12/04
結局一番モテる日本人ってSUさんだよな。

FacebookやXに生息するやたらと肩書きが多い謎職業の高学歴おじさんのことを男インフルエンサーと呼んでおります。森本レオ子です。よろしくどうぞ。
先日、人気ゲーム配信者たぬかなさんが4年前に結婚をしていたことを公表し、話題になっておりました。婚姻の隠蔽と公表に関しては女性演者界隈でも定期的に話題に上ります。「女子ライターはほとんど彼氏おるで〜」「実は結婚しとるで〜」といわれることも多いので、もはや公然の事実して認識している方が多いかもしれません。真相については神のみぞ知るということにしておいてください。

前述のたぬかなさんの一件に対して驚いたのは、「独身じゃないと売れないと思った」「女を売るつもりもあった」とご本人が話していたこと。規模や知名度、業界こそ異なりますが、ゲーム配信者界隈とパチンコ演者界隈は支えている層が似ているのでしょう。気持ちは痛いほどわかります。
私たちパチンコ演者界隈も基本的には“女売り”しないと仕事は増えません。女売りとはすなわち、いわゆる“おぢ”から、大なり小なりの性欲や恋愛感情を向けさせることによって人気を集める手法を指すのでしょう。

売り物にしている“女”の部分にいかほどの価値があるかはさておき、結婚も出産も公表しているとはいえ、写真集を出している時点で私も女売り側の人間です。だからこそたぬかなさんの言っていることがよくわかるのです。そして公表しているからこそ、婚姻状態が多少の足枷になっていることも実感しています。
解説が上手かろうが原稿を書いていようが昔からいようが、事実、ほとんどの女性演者は女売りしているのです。自分ではそんなつもりがなくても結局そうなるのです。女売りの要素を排除しても今と同じくらいの人気を保てるのって、ビワコさんとペロリナちゃん、いち花ちゃんくらいじゃないかな。これは本当にスゴいことで、同性として心底尊敬する部分です。

話を冒頭に戻しますが、驚いた理由はたぬかなさんがあまりにも正直だから。私たち界隈では、“女売り”をしないと仕事が成立しないことは暗黙の了解というか、確かにその事実は存在するのだけれどそれはおそらく枕営業を隠すキャバ嬢のようなもので、女売りをする演者は格下という空気がうっすらと流れているのです。ほぼ全員がしているにもかかわらず。
典型的な例が、結婚した女性演者は公表しない理由をたいてい、「芸能人でも何でもないんだからわざわざプライベートなことを報告するのも違う」と言うこと。公表して損をするのは嫌だけど公表しない理由を女売りとは言いたくない気持ちが如実に表れています。

だからこそ、今回のたぬかなさんの説明があまりにも正直だと感じ、さすが一流配信者は格が違うわいと唸ったのです。そして公表が今のタイミングだったのは、もはや女売りは必要ない、女売りからのアガリ宣言である側面もあるのでしょう。つくづく痺れます。
しかし、どうやら公表したことによって「騙された」「スパチャ代を返せ」などと言われもしているようで。女売りをしている期間があると婚姻を隠すことは返金相当の罪になるのかと震え上がりました。これじゃまるで頂き女子との境目がないじゃないかと。

活動内容が「いわゆる弱者男性(この表現は好きじゃありませんが通りが良いので使います)と呼ばれる層を食い物にしている」側面が強ければ強いほど、きっと頂き女子との境目は曖昧になるのでしょう。
今回ハッキリと“女売り”という概念が浸透してしまったことによって、婚姻状態を隠しながらこれまでと同じようなセルフプロデュースを続けることが、刑法上の罪にまでは問われないとしても、民事訴訟レベルのトラブルになら発展する可能性はあるかもですね。
PS.更新が大幅に遅れてしまってすみません。
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