Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア2
SANKYO
パチンコ・パチスロブログ
公開日: 2020/12/12
この世の不遇台の9割は豊丸である。(レオコ・モリモト 2020)
実はスゴく面白いのに、その割に世間の評判がついてこない。決して評判が悪いわけではないけれど、たいして話題になっていない。
悲しく、そしてもったいない運命を辿っている台のことを、我々は不遇台と呼んでいます。そして冒頭にも書いた通り、不遇台と言われている機種の9割が、かの変態メーカー・豊丸産業さんから出ているのです。あくまでレオ子調べではありますが。
不遇台と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、2011年に導入された『CRウィッチブレイド』。もちろん豊丸です(笑)。
今や定番中の定番になっているV-STタイプって、実はこの台が走りだったんですよ。残念ながら大きな話題になることもなく、結局V-STタイプが普及するキッカケになったのは、2012年の『CR牙狼 魔戒閃騎鋼』でしたが。いわゆる時代がちょっと早過ぎたってヤツですね〜。
てか、「魔戒閃騎鋼」って変換するの面倒臭いなッ!!
(↑カミナリのたくみくんで脳内再生お願いします)
増台を重ねた機種、パチンコ台に敬意を払えないセンスなし野郎どもから“通路”と揶揄された機種、バラエティ島で燦々と輝く機種。今年も様々な台が世に送り出されました。
遊タイム元年ということもあってか、例年以上に面白い機種が多く、豊作の年だったかと思います。『超韋駄天』のような大ヒット機種も久しぶりに生まれたし、打ち込みたい機種がありすぎて時間が足りなかった! こんな感覚、もう何年振りかわかんないよ。久しぶりすぎて膜張っちゃってたね。うん。
ヒット機種が多かった一方、その影に隠れてしまった不遇台もまた存在します。年末なので、今年のNo.1不遇台を選出してみましょうか。No.1不遇台ってなんだよ、良いのか悪いのかわかんね〜よ。って話ではありますけれど、サラサーティコットン100よりサラッと発表しちゃいましょう!!
さて、レオ子ちゃんが選ぶ2020年のNo.1不遇台は……
(ドゥルルルルルルル・・・・・・・・・・ドンッ!)
『Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア2』です!!
はいはい。わかりますよ。わかるわかる。あなたのその声、届いております。どこが不遇やねん、めちゃめちゃ日の目を見とるやないかいって声、ビンビンに受信しております。バリ3です。
でもどうですか皆さん、一度胸に手を当てて考えてみてください。今年のMYベスト3、いや、ベスト5でも良いかな。そこに『シンフォギア2』は入っていますか? 入っていないんじゃないですか?
ちなみに私は6位にしたのですが、台のデキだけで言えば1位にしても良かったくらいだと思うんです。それくらい、とても良くできていたかと。
初代があまりにもヒットし過ぎている場合、それに続く2作目はどれくらい演出を変えるか。その塩梅が非常に難しいところですが、『シンフォギア2』はベストだったんじゃないでしょうか。
しかし不運なことに、導入時期とコロナによる営業自粛要請がおもいっきり被ってしまい、導入前のPRが水の泡。営業が再開された頃には新台の旬がとうに過ぎてしまったことを不遇と呼ばずしてなんと呼ぶのでしょうか。
さらには自粛明けのタイミングで『超韋駄天』が話題をかっさらい、トドメを刺すように遊タイム搭載機のシェアがどんどん広がったことも不遇でした。遊タイム非搭載の台をわざわざ打つには、理由としてそれなりの爆発力が求められる世の中になってしまいましたもんね。
『ウィッチブレイド』の不遇ぶりとはだいぶ毛色の異なる、アンラッキーが際立つタイプの不遇ではありますが、じゅうぶんに不遇台と言えるかと思います。
コチラの台も『シンフォギア2』と同じく偉大な初代を持つ後継機なのですが、不遇台になってしまわないか、レオ子ちゃんは非常に心配しています。初代を打ち込んでいればスッと入ってくる演出もわかりやすくて良いですし、あとX秒だ予告ありきというわけでもナシ。そして尻上がりパターンも多い。
90%継続の右打ちは、予告→リーチのフローで当たるパターンと即当りの比率がベストバランス。STのヤキモキ感を少し残しているのが、パチスロをメインに遊ぶ層に比べて圧倒的にドMが多い(レオ子調べ)パチンコ専門の遊技者の1人としては、好感が持てました。
心配の理由は『超韋駄天』との比較。そりゃ仕方ないんですよ。今出るフルスペックの台は全部比べられる運命ですから。
で、実際にスペックを比べてしまうと、大当り確率がほぼ同じなのに対して、ラッシュ突入率、継続率が見劣りしてしまうんです。でも、だからと言って即、『超韋駄天』に軍配をあげてしまうのはいかがなものかと思うわけでして。
ラッシュ突入時の期待出玉は、実は継続率が90%の『北斗無双 第3章』の方が上なんです。『超韋駄天』は6000個以下なのに対し、『北斗無双 第3章』は6000個オーバー。
その差は300個弱ほどの微差ではあるんですが、この300個差の事実を声高に伝えていくのがパチンコライターの仕事なのかなと。
まもなく2020年が終わろうとしているタイミングで、今年初めてパチンコライターらしいコラムを書いた私がえらそうに言えたことでもないのですが。
PS.逆に言えば、ラッシュ突入時の期待出玉が6000個以下なのに、あれだけヤレるイメージを持たせてくれる『超韋駄天』って偉大過ぎますね。実際は高嶺の花なのになぜか簡単にヤれそうなオーラを纏うレオ子ちゃんのようです(キラッ☆
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