パチンコ・パチスロブログ

森本レオ子

日本一めんどくさいメンタルで綴る『Pガールフレンド(仮)』実戦記

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公開日: 2021/04/10

 

「子孫を残すための本能」を浮気の言い訳にする男。浮気うんぬんよりも、いまだにそれで論破できると思っているユーモアセンスが無理

 

 

 

 

先日、新台の『Pガールフレンド(仮)』を打ちました。

 

(仮)と付いていますが、驚くことにこれが正式名称。ちょちょいのちょいとwikiったところ、「運命の人を見つけるまでの(仮)」という意味合いがあるらしいです。いわゆる萌えの分野は全くもって疎いので初めて知りましたよ。

 

オバサン、ゴショクダトオモッテタ……。

 

 

ユーモアの象徴としてあまりにもラフに付けられている(仮)表記ですが、本命にしてもらえない恋愛が多かった身にとって、この“(仮)”はなかなかエグられるものがあります。

 

別に人様のものが欲しい性癖ってわけじゃないんです。相手だって最初は彼女の存在を隠して近づいてきますから。礼儀として。

 

しかしまぁ、モノわかりの良さだけで食ってきたと言っても過言ではない私です。勘の良さと空気を読むスキルを間違った方向に発揮した女の末路は、(仮)のイスだったのでした。ちゃんちゃん。

 

 

 

 

気を取り直して実戦です。パチンコでは打つ側がいろんな女の子に(仮)を付けまくる立場だと聞き、むしろこれまでの鬱憤を2次元で晴らしてやろうというなんとも悲しい動機で着席しました。

 

これまでは(仮)マークを付けられて……いや、付けられたわけじゃなくて自分がそうさせていたに過ぎないか。本命の方が可愛い。本命の方が社会的地位の高い仕事をしている。本命は都会の出身。本命は良家。本命は……と、考えれば考えるほど、(仮)の座に納得してしまい萎縮する負のループ&ループ。

 

あぁ、なんだか辛くなってきた。2次元とは言え、純粋無垢なかわい子ちゃんたちに(仮)マークを貼り付けまくるのは胸が痛いです。でも打つんですけど。

 

 

 

 

この手のいろんなタイプの可愛い娘っ子ちゃんがいる台って、だいたい最初に推しキャラを決めるものじゃないですか。で、選んだキャラが図柄になったり擬似連アイコンになったり液晶の端っこに鎮座したりしてくれる。『AKB』しかり、『戦国乙女』しかり、『アイマス』しかり、『ジューシーハニー』しかり。

 

なもんで、この台も当然そういうものだろうと思いきや、音量や光量の選択はできるけど、待機中に推しを選ぶ場面はどこを探しても見当たらないんです(補足をすると、右打ち中は推しガールを選び、選んだ子とのストーリーを進める仕様になっております)。

 

これにはビックリ。これってきっと打ち手はキャラクターのパーソナリティを知らない状態から始める設定ってことだよね。

 

何も知らないところからだんだん好きになって、ガールフレンドを決める。(仮)マークをハズす。パチンコを通してそこを体験するわけだから、最初から推しを選べる、選ぶ決め手になるような情報を持っていることは設定と矛盾する、ということなのかな。

 

だとしたらこれはスゴイ! 奥が深いぜ、ガールフレンド(仮)!!

 

 

 

 

80%のライトミドルなのに22連もしちゃいました。最高だぜ、ガールフレンド(仮)!!

 

 

 

 

 

 

 

かわい子ちゃんたちに(仮)マークを貼るのは胸が痛いなんて言いながら、コンプリートを目指してとっかえひっかえしまくっちゃいました。

 

運命の人を見つけるまで……なんて言いながら、結局私も「子孫を残すため」を盾にいろんな女に手を出してしまうタイプの人間ですよ。しかも理由は「コンプリート」だなんて、自分勝手、傲慢も甚だしいモノときたものです。

 

パチンコは哲学。台を通して自分と向き合う高尚な遊技だということを再確認しました。

 

 

 

 

 

あぁ、可愛い。

 

 

 

 

最後に『Pガールフレンド(仮)』ですが、非常にライトミドルらしいライトミドルで、スペックも演出も不快なところが少なく、パチンコ初心者に特にオススメしやすい良台でした。

 

ヘソが1個戻しなので投資スピードがやや早いですが、その点以外は非常に好感度が高い台です。萌えに興味がないアナタもぜひ!

 

 

PS.運転免許の(仮)免試験、実は3回落ちました。

 

 

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