パチンコ・パチスロブログ

森本レオ子

2021年のイカした台が決定しました

記事一覧へ

公開日: 2021/04/17

 

LINEやメールの文面だけが異様に上手い人っているよね。

 

 

 

 

恐ろしいことに、パチンコ歴が20年になってしまいました。

 

あれ? 数字が合わないんじゃないかと思ったみなさま。ここでワタクシからの【ご報告】でございます。

 

私、森本レオ子は2歳ほど年齢を詐称しておりまして、実際は現在38歳になります。パチンコライターとしてフリーになる際、「25歳だと四捨五入すれば30になるからサバをよめ」と事務所社長から言われたので、心苦しいながらも当時の私は従ってしまいました。

 

長年ファンの皆様を裏切り続けてきたこと、大変申し訳ございませんでした。

 

 

 

 

出涸らしのご報告ボケも不発に終わったところで、『ピンク・レディー』の話をしましょう。もちろん、昭和を代表する超人気デュオをモチーフにしたパチンコ台の話です。

 

レオ子ファンなら誰もが知っている話ですが・・・・と書き始めはしたものの、ピタリと筆が止まってしまったではあ〜りませんか。

 

あれ? 私にファンなんかいたか? 来店によく来てくださる方、Twitterにリプをくださる方、月額330円(税込)のファンサイトの会員様、、、みなさまの顔を思い浮かべてみたのですが、他に1番好きな女子ライターがいて私は2番手以下であったり、気がついたら後輩を追っかけ回していたり……じゃなくてですね、多分、熱心な私のファンなんていないんじゃないかな、と悲しい事実に気づいてしまいました。

 

じゃあ冒頭のご報告は誰に対して謝ってたんだよ、謝り損じゃねーかよ、チッ!

 

 

 

 

少なくとももう100回は話したので、架空のレオ子ちゃんファンなら誰もが知っている話、浜崎あゆみが浜崎くるみだったことくらい基本中の基本で恐縮ですが、『ピンク・レディー』の話を続けます。

 

20年前、ルーズソックスから紺ハイソに完全移行した頃のJK……いえ、JDなのに毎日セーラー服を着る商売をしていた私が、パチンコ沼にハマるキッカケになった台が『CRピンクレディー』でした。くるくる回る磁石の回転体ステージ、白モンスター、UFO連続予告、飛行船、夜景……そしてなにより、歌に合わせて図柄が進行するリーチ演出。

 

今でも通常時のBGMが頭にこびりついて離れないほどにハマりました。最初に打ったのがクソ台だったら、パチンコに熱中することもなかったかもしれません。

 

そして先週、パチンコ版『ピンク・レディー』最新作の全国導入がスタートしました。しかし、後継機ではありません。なぜならメーカーが変わったから。かつてはDaiichi、今回はアムテックスです。

 

なので筐体も『戦国乙女』と同じ。第一印象はもちろん「違和感あるわ〜」だったけど、よくよく考えてみたら今のDaiichiの水玉筐体の方がもっと違和感ありそうだよね。

 

思い出のシリーズなのでもちろん打ちに行きました。かつての名機としては少し寂しい導入台数なので近所には設置がなく、巣鴨まで行くことに。余談ですが、巣鴨でカワイイ女の子にすれ違うと「連盟のプロかな?」と思ってしまうのは、麻雀ファンあるあるでしょうか。

 

 

 

 

まさかの横スクロール。いや、“まさか”ではないですね。パチンコに多少詳しい方なら、“キュインぱちんこ”と冠がつけられていることからもお察しの通り、演出はそのまんま『P南国育ち デカパトver.』です。

 

ちなみに本機は昨年のジャーナル(その年に出たパチンコ台を全台採点する誌面企画)で最下位にした1台で、初打ちで1000回転回してもウンともスンとも言わなかったから……というのが表向きの理由。座って5秒で不安が募ります。

 

ただ、『海物語』風の横スクロールに度肝を抜かれはしたものの、キャラクターに関しては全くどころかメーカーが変わったことすら気づかない可能性もあるくらい、違和感がありません。

 

Daiichiから出た正統後継機だと言われても、「方向性がかなり変わったね」くらいにしか思わないかも。というのも、パチンコ2作目の『踊るパチンコCRピンク・レディー2011』のキャラデザにそっくりだから!

 

 

 

 

 

 

なんでそっちに寄せたんだ!!!!!

 

 

 

 

スペックは良いんです。8個保留で図柄揃いは全て10R(払い出し1500個)の確変ループタイプ。横スクロールもそうですが、スペックも海なんです。さらに遊タイム非搭載かつ、通常大当り時に付与される時短はなんと150回!

 

確変割合は60%ですが、時短での引き戻しを考慮するとトータル継続率はなんと約76%!! ヘソ賞球こそ1個戻しですが、かなり甘い部類の台です。素敵。

 

なのに、初代ではなく2作目に寄せたキャラクター、曲の入りが唐突、端折った箇所がわかるほどに違和感のある曲編集、メリハリがつきすぎた演出バランス……。初代への思い入れが強ければ強いほど、スペックの良さをカバーしきれない演出に失意がどんどん膨らんでしまいます。

 

ワタシ、本当はあなたのこと嫌いになりたくないのに!

 

 

 

 

しかし、さすがに愛想をつかそうかと思ったタイミングで、評価が一変する出来事が起こりました。パトランプがとんでもない鳴り方をしたのです。

 

 

キュイン! キュキュキュキュインキュインキュイン、キュキュキュキュインキュインキュイン、キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュイン、キュキュキュキュキュキュキュイン、キュキュギュギュキュキュキュキュギュギュ、キュイン!

 

 

 

わかりますか? UFOのメロディーに合わせて鳴ってるんですよ。

 

 

(狂ってますよね)

 

 

これが、ディスイズキュインぱちんこです。

 

 

 

文字でも十分にその狂気が伝わるかと思いますが、実際の台で聴くとさらに狂気を感じます。気になる方はYouTube等で実戦動画を観てみてください。ちょっと打ちたくなると思いますよ。

 

こうなるともう、あばたもえくぼと言いますか、今まで不満に思っていたことも全部ひっくるめて愛せてしまうもの。不完全こそパチンコらしさじゃないか。そもそも自分は欠点がある台を愛でるタイプじゃないか、と。

 

なんだか、忘れかけていた私らしさを取り戻せた気がしてきましたし、ついでに今年の負債(-40万)も少し取り戻せました。

 

 

 

 

勝てば官軍。また打ちます。甘いし。

 

 

 

PS.「イカした台アワード」に推薦しておこうと思います。

 

この記事の関連情報

関連する機種

ライター・タレントランキング

このページのトップへ