パチンコ・パチスロブログ

森本レオ子

変態メーカー頂上決戦

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公開日: 2021/04/24

 

探偵はBARにいる。そして変態は京楽に(も)いる。

 

 

 

 

ぱちんこ ウルトラマンタロウ2』が面白いです。全国導入は今週4/19からのスタートでしたが、私は直営店の先行でも打ったので、既にそこそこ触りました。トータルすれば50本ほど負けているけど面白いなと思えているので、面白いんだと思います。

 

本機のウリと言えば、払い出し1600個の出玉が81%でループする出玉力とスピード。

 

P機の最大払い出し個数は1500個のハズなのにどうして? 

 

そのカラクリは「タロウチャッカー」と呼ばれる賞球口にあります。タロウチャッカーで獲得できる出玉が大当り1回で平均100個。なのでアタッカー1500個+タロウチャッカー100個=合わせて1600個、というワケです。

 

言ってしまえばスペックは『初代牙狼』に近く、初当り時にもらえる出玉こそ少ないけれど、連チャンの感覚は完全にソレ。かなり早いし、ラウンドバトルだしね。一時間で3万発くらいは出ると思います。

 

 

 

 

ウリは間違いなく出玉なのですが、『タロウ2』の何が一番面白いかと聞かれれば、それは連チャンじゃありません。

 

6回転の「ウルトラバトルチャンス」。これが一番面白いです!!!

 

本機の初当りは全て2R+時短6回転。どの図柄で当たっても結局同じです。『シンフォギア』のようないわゆる「突破型」タイプで、この時短6回転で約9.2分の1(小当り+319の大当りを合算した右打ち中の実質大当り確率)を引けば、晴れてRUSHに突入。

 

そしてその突破率は約50%! 丁か半か。ギャンブラーが最も燃えるやつ!!!

 

RUSH突入をかけたこの時短6回転が「ウルトラバトルチャンス」なのですが、何が面白いって、本機は電チューの貯留機能がないことなんです。これがキモ。

 

玉を入れる→演出が始まる……これを6回キッチリ繰り返すんです。保留があると満タンにしてからは消化を待つ時間がありますが、それがない。それだけでひと玉に賭ける思いが自然と強まるので、玉を弾くたびに気合いが入るんです。

 

一球入魂とはこのこと。誰もが大谷翔平の気持ちでパチンコを打つことができます。別にダルビッシュでもマー君でもマエケンでも菅野でも藤浪でもいいんですが(以上が私の知る全投手です)。

 

 

 

 

あの6回転はドMじゃないと考えつかない見せ方だと思うんですよね。

 

突破率50%なんていう数字は定番中の定番だから同じような台は何度も打ってきたのに、他の台であんなにヒリヒリできたことはありません。ヒリヒリさせるのがとても上手いんです。

 

しかも、当たる時は結構鳴るんですよね。回転開始時にキュインが。Pフラモードを入れていなくても。

 

だから玉が電チューに入る瞬間がすっごく高まる! 自分の台と両隣しか見ていないのでまだサンプルは少ないですけど。

 

『超乱舞』の遊タイム発動直前の50回転で確信したけど、京楽の開発にはとんでもないドM開発者がいるんじゃないかな。もしくは逆にとんでもない天才肌の女王様か。

 

変態メーカーと言えば豊丸産業だけど、京楽産業.もなかなかの変態だと思うんですよ。前者が数式を眺めているだけでイケてしまうタイプの希少性が高い変態なら、後者は性癖こそオーソドックスだけどその度合がとんでもないタイプの変態

 

 

 

 

どっちがより変態かなんて、エロそうに見えて実際はそうでもない見かけ倒しの私みたいなペーペーには到底ジャッジできないですが、ただこれだけは言えます。

 

〇〇興業はだいたいヤバい(※個人の感想です)が、〇〇産業もたいがいヤバい(※個人の感想です)

 

 

変態の話はさておき、あの6回転の見せ方は普段から自分のお金でパチンコを打ち込んでいる人じゃないと考えつかないですよ。

 

そんなことがあるハズもないんだけど、パチンコを打っていると「作った人はホントにパチンコ打ってんの?」なんて言いたくなることってあるじゃないですか。『タロウ2』はちゃんと好きな人が作っているなと、それが打てば伝わるかと思います。

 

気が向いたら打ってみてちょ。

 

 

PS.5月1日土曜日に、『タロウ2』の開発者さんと一緒にZoom生配信をさせて頂きます。よろしければ、みなさまのご参加をお待ちしております。詳細はたぬ吉くんの公式twitterをご確認下さい。

 

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