レオコ・イン・ザ・ダーク
記事一覧へ公開日: 2021/07/24
最近覚えた言葉は“脳セク”です
執筆と更新にはもちろんタイムラグがあるため、これを書いている今はちょうど元ラーメンズの小林賢太郎さんが開会式の演出を解任されたところなのですが、このコラムを皆さまが嫁に隠れてコソコソと読む頃にはすったもんだの開会式が既に終わってるってことか。
え? 開会式ってホントにやったの? 想像力が武豊(レジェンド級の意)でおなじみのレオ子ちゃんですら、とても想像に及びません。
ちょいと前にはコーネリアスこと小山田圭吾さんが過去のいじめ問題によって音楽制作チームを辞任。
レオ子ちゃんは「政治・宗教・野球・枕営業・指定台」の5大タブーについては絶対に語らないし、そもそも語るほどの思想と熱量を持ち合わせていないし、自称サブカルクソ柱のクセにフリッパーズギターがいまいちピンとこないことに長年コンプレックスを持っていて、10年に1回くらい「今なら理解できるかも」と思って聴き直すんだけど、結局未だにピンとこないままだし。
だから私もサブカルクソ柱を辞任します。さよなら三角またきて四角。GOOD BYE 夏男。いつかまた会いましょう。
とまぁ、辞任の是非云々については一切触れるつもりはありませんが、耳に入ってくる巷の声の中には「そういう過去がありながら大役を引き受けるのが間違い」という趣旨のものもあって、仕事を引き受ける側に自分が足る人間かの判断を委ねられるのは、そりゃもちろん次元が全然違う話なのは承知なんだけども、その日暮らしの自営業者にとってみればしんどい話だなぁとは思いました。そもそも発注するなよ、と。
私が引き受けている仕事のほとんどは広く一般の目につくようなモノでもなければ、もちろん国策に関わる仕事でもありませんが、それでも一応人様の目にお顔を晒してあーだこーだと喋ったり書いたりするものなので、近い将来パチンコライターの端くれのようなモノにも、仕事を引き受けるに足る清い人間なのかを問われることになるかもしれない。
って、そんな時代がくる前にパチンコライターなんて職業そのものがなくなってるだろうけど。
私はフリーランスの自営業者なので、仕事を引き受ける引き受けないの判断はほとんど自分の裁量です。月に1週間ほど好きな仕事だけをして残りの3週間は休むのが私の理想ではありますが、当然そんな働き方が叶う身分ではないですし、断ったら次はないのがフリーの常識。
私は基本仕事は辛いものだと考えていますし、「仕事だから」と言われればだいたい何でもやろうとしてしまう生まれながらの社畜体質でもあるので、スケジュールの都合以外で断るケースは少ない方だと思います。
さらにここ最近はグラビアだのチェキだの公営ギャンブルだのと、それはパチンコライターの仕事なのかと意義や必要性を問われる業務が増えていて、私はそれら全ての職務の経験があるわけなんですけど、それを都度、自分のライターとしての在り方に照らし合わせて判断しなきゃいけなかったり。
さらにはこのコロナ禍があって、何が正しくてで何がダメなのかの線引きがもうわからなくなってしまいました。私にも後ろめたいことの1つや2つはありますし、自分は清廉潔白な人間です、堂々と人前に立てる人間ですとは到底胸を張っては言えない。辻褄が合うように突き詰めていけば、自分にできる仕事なんてないのではないか。
最近はちょっと、疲れてしまっているかもしれません。
PS.牙狼で5万発出せば悩みなんか全部吹っ飛ぶのにな〜(現在の年間収支はマイナス56万円です)。
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