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森本レオ子

『キン肉マン3』はスマホありき台なのか

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公開日: 2022/03/10

 

パチンコ雑誌の表紙グラビアを任せてもらう誇りと羞恥は、繁華街を駆け回るホストトラックのそれと同じかもね

 

 

 

 

0の付く日更新になって以降、初めての投稿になります。更新日の間が半月くらい空いたので、ちょっとご無沙汰でしたね。お久しブリーフ&トランクス、青のり前歯についてるよ。

 

月の更新日が1日減っただけでかなり余裕ができまして、チャンスの時間を一気観したり漫画を読んだり、何ヵ月も前に差し入れでもらったYOSHIKIプロデュースの赤ワインをようやく開けて空けたりと、素敵な時間を過ごし、そして強く思いました。もう二度と原稿なんか書きたくない! 『絆』の設定6のような割の良い仕事だけがしたい! ひいては来店マンになりたい! と。

 

私の中の矢作 兼が「レオ子ちゃんのやりたいことはなるべくやらせてやりたいと思っている」と言ってくれたことにも背中を押され、この際本腰を入れて来店マンになるべく、まずはビックリマンシールみたいなファンに配る用のアレを作るぞとネットで印刷会社を検索するところから始めてみたりもしました。

 

しかし、数多ある印刷会社から安い業者を探し出し、イラストレーターさんに似顔絵を発注、恥を忍んで「もうちょっと可愛く描いてほしい」等の修正を伝え、滞りなく報酬を振り込む手間等を考えると、ゴッホより〜普通に〜原稿が楽ゥ〜なんじゃないかという結論に達し、重い腰をあげて今、ドヤMacBook in スタバをしながら半月ぶりにシコシコと原稿を書き始めた次第です。

 

 

 

 

今回は既に今週から全国導入が始まっている『キン肉マン3』の話をしようと思います。

 

本機は大当り確率が229(ニクだけに)の友情シルバーと、319の火事場ゴールドが同時導入されていて、前者は継続率80%×右の77%が1200個のループタイプ。そして後者は継続率が92.5(邦子)%の高継続ループタイプ。

 

小耳に挟んだ情報によると、邦ちゃんが出現すれば大当り濃厚となる319のミドルタイプよりも、邦ちゃん演出非搭載のライトミドルの方がどうやら稼働が良いらしく、さっそく私も229の友情シルバーを打ちました。

 

打った感触としてはそうですね、やまだかつてない面白さでしたね。

 

そして驚いたのは、これまでの京楽バランスをガラリと変えてきた点。実戦前に頂いた小冊子には、保留の色変化やありとあらゆるZONEについての解説、そしてそれらのZONEが複合することでさらに上位のZONEへ発展する旨がデデーンと記載されていたので、「こりゃまた擬似連が滑って真ん中ドーンZONEパーン役物ガーン、カットインやら最終ボタンやらを重ねて重ねて重ねてようやくキュインキュイ〜ン」な、何がモアサプライズやねんな台だと想定していたのですが、めっちゃめちゃに裏切られました。もちろん良い意味でです。

 

あえて悪い意味で書くほどレオ子ちゃんはロックでもパンクでもありませんし、ナンシーと言えば関しか知りません。

 

 

 

 

通常時は先日もコラムに書いた「通常時に何も起こらない」系の台、“凪台”に含めるかどうかギリギリラインの演出バランスで、かなりサッパリ薄味でした。言ってしまえば、『リゼロ』や『ユニコーン』のような流行りの演出バランスなんです。

 

通常時に何も起こらないので、スマホを操作しながらの「ながら遊技」に適していると言えるかもしれません。実際『リゼロ』や『ユニコーン』に関しては、通常時の何も起こらない退屈な間を埋める役割は、思い切ってスマホに委ねた演出バランスにしているハズです。

 

『キン肉マン3』もこの通常時のサッパリ具合からすると、スマホを見ながらの遊技が前提……だとは思うんですが、おそらく京楽は演出に関してダントツにこだわっているし、プライドもあるメーカー。通常時の間を埋める役割をスマホに委ねるような演出バランスを許すかなぁと、長年パチンコを打ってきた身としては違和感があるんですよね〜。

 

 

 

 

『キン肉マン3』も『リゼロ』や『ユニコーン』同様にカスタム機能が搭載されていて、演出の信頼度や出現率を調整することでさらに凪台化、ひいてはながら遊技前提の演出バランスにすることができます。

 

いよいよ確定、キュインキュインやないかい、ハンドルからウーマナイザーやないかい。とうとう京楽さえもスマホ前提で演出を作るようになったのか。これは諦めなのか進化とするべきか。なかなか判断が悩ましいところだなぁと思いつつ、色保留チャンスカスタムを入れたばかりに保留変化が起こらぬままキン肉マンSPSPへ発展してしまった捨てリーチを眺めていると、答えが出ました。

 

人類は死滅していなかったし、京楽はながら遊技をまだまだ認めちゃいなかった!

 

色保留がないまま当たったんですよ、まさか。どうやらマスコットキャラクターのたぬ吉曰く、どんな展開からでも期待できるようにするために、色保留チャンスカスタムを入れても約半分は保留変化ナシで当たる仕様なんだとか。それって全然よそ見させる気ないじゃん。

 

 

 

 

スマホを操作しながら打つ場合、カスタムに該当する演出の発生がパチンコに意識を戻すキッカケになります。『リゼロ』や『ユニコーン』はカスタムに該当せずに当たるケースがほとんどないので、逆に言えば安心して液晶から目を離せるんです。

 

しかし、『キン肉マン3』はいつ当たるやらわかったもんじゃないので、なかなかスマホに目をやれません。しかも確率が甘いシルバーならなおさらです。

 

これ、京楽の液晶演出へのプライドというか、スマホありきで台を作ることへのアンチテーゼのようなものを感じるのですが、たぬ吉さん、そこんとこどうなんでしょうか?

 

PS.たぬ吉さん、今度恵比寿でシャンパン飲ませて下さいね。

 

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